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10月12日(日)、ワシントンDC 3日目。
今日も快晴
6時起きだった前日と比べればゆっくり起床しホテルでバフェの朝食
足の疲れはだいぶ取れたが、明日以降もあるので今日は無理をせずに行こう
今日もスミソニアンへ向かう
スミソニアン到着は各博物館の開館時刻に合わせて10時
地下鉄スミソニアン駅を出て目の前にある スミソニアン協会ビル
(通称:キャッスル)
へ。
キャッスルはスミソニアンの情報センター。
ワシントンDCだけでも15の博物館・美術館のあるスミソニアン。
すべての博物館・美術館の情報収集と相談がここでできる。
フランス・ノルマンディー地方の城郭に似たレンガ色の建物が キャッスル
手前は ホープトガーデン
Independence Ave.側より
モールでレンガ色の建物はキャッスルだけ。
お城のようなのでよく目立つ。
東洋風のホープトガーデンはよく手入れされている。
モール側の入口
モール側入口よりキャッスルに入ると、すぐ左にイギリスの科学者であり
スミソニアン博物館の基礎を築いた ジェームス・スミソン
のお墓がある。
お墓の後方には左右にアメリカとイギリスの国旗が。
この方がジェームス・スミソンさん
鉱物のスミソナイト(菱亜鉛鉱)はジェームス・スミソンの功績に因んで付けられた。
スミソニアン協会はジェームス・スミソンの寄付した莫大な資財を基金として
設立された。
スミソンの遺言は「アメリカ合衆国に、スミソニアン協会の名のもと、人類の
知識の普及と向上のために譲る」という内容であった。
イギリス人であるスミソンが見たこともない国:アメリカに全財産を寄付した
経緯には心にしみるストーリーがある。(詳細は こちら
)
科学者としての夢をアメリカに託して現在の日本の国家予算の3分の1に
匹敵する額の寄付をしたスミソンはもちろん偉大だが、スミソンの遺志を
継いでスミソニアン協会を世界一の博物館に作り上げ、無料で公開し、
維持管理し、さらに規模を拡張し続けているアメリカという国も素晴らしい
キャッスルの次に向かったのは、 アーサー・M・サックラー・ギャラリー
東洋と中近東美術を収蔵している。
ここに立ち寄った目的は、9月下旬に報道があり、 篤姫お輿入れ時の駕籠
が
所蔵されていると知ったからだ。(報道について、詳しくは こちら
)
所蔵されているといっても展示されているとは限らない。
インフォメーションで駕籠の写真を見せて聞いてみたが、
「ここには日本美術は置いていない。隣のフリーア・ギャラリーではないか?」
と言われてしまった。
予想外の返答に戸惑った
疑うわけではないが、それほど大きな美術館ではないので館内を一周してみた。
中国美術、ペルシャ美術は多数あるが、やはり日本美術は展示されていない
そこで、地下1階からつながっている フリーア・ギャラリー
に行ってみた。
フリーア・ギャラリーはスミソニアン初の美術館として1923年にオープン。
地中海から日本に及ぶ東洋美術と19世紀後半から20世紀前半の
アメリカ美術を専門的に収集している。
ここでもインフォメーションで聞いてみたが、篤姫の駕籠は展示されてない模様
館内を一周し、「江戸時代の特別展」が開催されていたが、そこにもなかった。
残念きっと駕籠は展示されずに保管庫に入っているのであろう。
スミソニアンではお目にかかれなかった篤姫の駕籠だが、近々日本に
やってきて 江戸東京博物館
で展示されることがわかった。
期間は、2008年12月16日~2009年2月1日。
所蔵されているワシントンDCの地では姿がなく、東京でお目にかかれる
というのも変な感じだが、楽しみだ
☆ 江戸東京博物館 特別展「珠玉の輿~江戸と乗物~」 ☆ ←アクセスはこちら
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