休日に塾内の掃除をしていた。そこに、問い合わせの親子がやってきた。
『どうぞお入りください』と言うのに、「いえ、いいです。いいです。また伺いますから」と帰っていかれた。
休み明けにまたその親子がやって来られた。
「あっ、この前の方ですね。あのー、先生はいらっしゃいますか?」
『あのー、私が塾長なんですけど』
どうやら掃除のオッチャンに間違われていたようだ。
また、ある時、日曜日に、突然入塾面談があった。私はいつものジーンズにユニクロの上着で応対した。
一通り塾の詳細を説明したあと「入塾決定!」。ありがとうございました。
帰り際、ご父兄が一言、「あのー、あちらのパソコンの前に座っている方が先生ですか?」
塾長『ズコッー』
たまたま、パソコンの前にはビシッとスーツで身を包んだ息子が座っていた。〔当然、きちんと挨拶は済ませていた〕
『あのー、先生は私ですけど・・・じゃ、私のこと、掃除のオッチャンくらいに思われていましたか?』
ご父兄は「あっ、すみません。そういうわけじゃないんですけど、あちらの方のほうがビシッと決められているから・・・つい先生かと思って」
み・じ・め」