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カテゴリ: 成幸生活
昨日から湯沢へスキーに来ています。

来ています?

そう、PC持参でスキーに来ています。
定宿が今年からロビーにハブを置いているので、そこからインターネット接続ができるのです。

2、3歳の頃から連れてきている息子もすっかり雪国になれた様子で、前回はそりを買ってあげたので一人でそりを滑れるようになりました。
その前までは一緒に滑ってあげないとビビっていたくせに、もう一人でわんぱくぶりを発揮できるようにまで成長しました。

といってもやっぱりスキーをやってもらいたい!
何度かおもちゃのスキーでスキーの真似事をさせたり、子供用スキーをレンタルして履かせてみたりしたのですが、拒否。頑固な息子はかたくなに拒否です。慣れない足回り、自由が取れないことへの怖れがスキーを敬遠させていたのです。
こうなると無理強いしてもいい事はないのであきらめていました。去年までは。



彼に大きな変化が起こったのです。

「滑る」ということを知ってもらいました。

はじめはストックをつかませて平地で引っ張ってあげていました。
ここですべりながらバランスが取れるようになり、ハの字の形を覚え、「楽しい」という気持ちが芽生えてきました。なにより平地なので「恐れ」がありません。

こんどはリフトへ乗せます。
一緒に乗って「リフトはきもちがいい」と思ってもらえるように話しかけます。不安になるようなことは一切話しません。
息子はひとの言葉にすぐ影響されるようなところがあるので、ネガティブなことをうかつに言うと命取り。そこで積み上げてきたものが崩れてしまいかねません。
ここまでは順調に過ごせています。

と・こ・ろ・が、肝心のリフト降り場でアクシデント!

はじめてスキーを履いたまま降りたので要領を得ず、転んでしまったのです。
サポートする私はリフトにリュックが引っかかって連れて行かれそうになるし、危ない危ない。


「転んじゃったねー。ちょっとバランス崩れたかなー」

程度の声かけで逃げます。
幸い息子も平気そう。
よかった、よかった。

さて、ここからが勝負!


でも、そんなことは一切口にしません。「危ないから・・・」というようなことも言いません。不安を抱かせる要素はもたせません。

平地でやったのと同じようにストックをつかませて引っ張って上げる感覚ですこしずつ進んでいきます。

「ハの字で~」
「かかとを開いてギューって力を入れるよー」

声をかけながら、「できる」感覚を掴んでもらうんです。

「うまいうまい」
「すごいぞー」

常にポジティブに声がけです。

途中、ママが斜面での立ち方、ボーゲンのスタイルでの足の力の入れ方をレクチャー。
わかってるんだかどうか...。
と思ったらちゃんとできてました。言われたこと。
褒めます。
褒めることで絶対に息子の心に変化がおきているはずです。

1000mあるゲレンデの1/3くらいまできたでしょうか。
ボーゲンらしくスキーを動かせているようなので、ストックに頼らないほうがよさそうだと判断。
まずは5mほど離れてボーゲンで進んで止まる練習です。
ちょっとくらい失敗してもしっかり抱きとめて褒めまくりです。

10mに伸ばします。
上々です。
褒めちぎります。
息子も笑顔です。

だんだん自信がついてきたのと、必ず私が抱きとめてあげるので安心しているのでしょうか。スピードがついてきました。
ちょっと危険です。

「ハの字でゆっくり行こう」

と促し、スピードをコントロールすることを覚えてもらいます。

いい天気、多少転んでも平気なくらい緩やかな傾斜、すいてるゲレンデ、すべてが彼の味方です。
どんどん自力ですべれる距離をのばしてあげ、私とママとで褒めちぎると

「自分は滑れる」

と思い込んでくれたのでしょうか。自信がうまれたのでしょうか。
ひとりでどんどん行けるようになりました。
1本滑る時間はかなりかかりましたが、リフトを降りるときと1本滑り降りてからは彼のスキルは雲泥の差です。
正直、こんなに滑れるようになるとは思ってませんでした。
だって、1月に来たときにはへなちょこで、べそかいてたんですから。スキーだってレンタルするだけムダだったんですから。

もう1本いきました。
リフトでは歌を歌う余裕。今度はリフト降り場もOK。
転んでる初心者スノーボーダーを尻目に、私が「スト~ップ」と言わなければいけないほどスピードに乗っていきます。
もう、いや、もともと彼の中にはスピードに対する恐れは一切ありません。だから平気で滑っていってしまいます。でもこの「恐れがない」というのが一番の成長の原動力でした。

自信というのはすごいパワーをもっているもので、さっきようやく滑れるようになった彼は、2本目で周りを見る(というか余所見をする)余裕さえあります。
教えてもいないのに、身体を微妙に左右に振って重心移動。
曲がろうとしているのです。
そのうち、横向きで止まりました!うまい!うますぎる!教えてもいないのに!さっきまでハの字でギュ-っと力を入れて止まって、最後には尻餅ついてたのに!

「なんだこいつは!」

うれしいやら驚くやら。
さっきまでストック持たせて引っ張っていた子が、いま自分で滑って止まってるんです。普通に。

初日こそ2本で終えましたが、翌日は計6本。
最後は私の後を順調について来られるようになり、技術的にママを抜くのも時間の問題か。すでに今日はママを待たなければいけないありさま。

「小学生になったらスキースクールに入れて滑れるようにさせて、親子で一緒に滑ろう」

と言っていた私たち夫婦の夢は、今回のスキーで急遽実現してしまいました!

リフト乗り場まで滑り降りてきたときに息子が笑顔で言います。

「もう1本行く~!」

この言葉がなんともうれしい!

1000mをボーゲンだけで一気に滑り降りてくるのは子供の足にかなり負荷をかけていると思うのですが、「疲れた」なんて言いません。今日は雨混じりでしたけど「寒い」なんて言いません。

昨日も今日もそりあそびなんてしてません。
ホントにスキーに来たって気分にさせてくれました。

恐れないことが不可能を可能にし、自信へつながり、自信が成長と成功をもたらす大きなファクターになっていたことを実感しました。

5歳の冬。
こんな小僧が、夢を実現するためのヒントをまたひとつ私に与えてくれたようです。

スキーを楽しんでくれた息子に感謝です。

明日も一緒に滑ろうな!






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最終更新日  2004.02.27 01:28:19
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