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夕べ、 「ワンステップ!」 というTV番組を見ました。
今回の内容は、4人の若者がごみ袋片手に江戸川のごみ拾いをしようというもの。
かなり気軽な気持ちで来ていた4人は、このままショッピングですか?と思しき女性や、ネイルサロンで16000円かけてきれいにしてもらったつけ爪をしていたりします。
意外に少ないんじゃない?と思っていた4人が河川敷に降りてみると、そこには驚愕の光景が!
空き缶やお弁当のごみが落ちているのは普通。川岸にはどこかから流れてきた様々な漂着ゴミ。そして極め付きは数年前からあったのではないかと思われる廃バイク。すでに半分が泥に埋まっておりそう簡単には上げられそうにない。
とにかくできることから始めよう、ということで、漂着ゴミや小さなごみから拾い始める彼ら。
そこにどうしても参加しきれなかったのがつけ爪の彼女。だれも彼女に文句も言わないし、むしろ爪が折れやしないかと気を遣ってくれる。
やがて彼女は自らの意思で16000円かけて施してもらったつけ爪をはがし始めます。
「みんなが気を遣ってくれているのがわかるし、何もできないのはみんなにも悪いから」
そんなセリフを吐きながら彼女は1枚1枚、長くてキラキラしたつけ爪をはがし始めるのです。
はがし終えた彼女の手は、普通の手に。はがした形跡が残るその爪は彼女の決意を感じさせます。
誰かに「剥がせ」と言われたのではなく、自分の意思ではがしたところに彼女の決意の強さを感じました。
そうこうしているうちに、野球のボールが多くみつかります。野球少年だった一人の若者はそれを大事そうに集めます。彼にとって野球のボールはゴミではないのです。
きれいに洗って、近くの河川敷の野球場で練習していた子供たちにプレゼントすることを思いつきました。
若者たちは思います。「ごみ拾いをしてこんなに笑顔をもらえるとは思わなかった」と。
すると、しばらくして練習を終えた子供たちが彼らのもとにやってきます。自分たちも手伝う!というのです。
小さな仲間を得た若者たちは大喜び。
「ありがとう!一緒にやろう!」
つけ爪だった女の子がはしゃぎます。
若者たちは、高々ごみ拾いに終始笑顔でその時間を楽しんでいました。
作業を終えた子供たちにお礼を言った彼らは、意を決して子供たちの親たちのもとへ。
あの廃バイクを引き上げるのを手伝ってもらえないかと頼みます。彼らにとって、あの大物を放置しておくわけにはいかなかったのです。
かと言って自分たちの力ではもうどうしようもない。
そして、賛同してくれた数人の親たちの力を得て、いよいよバイクは引き上げられました!
ゴミ袋片手に集まった若者たちの誰がこの展開を予想できたでしょう。
エンディングで彼らは自分たちの気付きについて話していました。
「まず動かなきゃ始まらないんだ」
「仲間と力を合わせて何かをするってすばらしい」
「楽しかった。楽しい時間だった」
「何でもやれそうな気がする!」
彼らは2日間、江戸川河川敷のごく一部でごみ拾いをしたようです。なんで彼らが選ばれたのかはわかりませんが、まず拾い始めてみたら、子供たちの笑顔に出会い、協力者を得、仲間と力を合わせてことを成し遂げることの素晴らしさを経験したわけです。
とにかく動き、そして人とコミュニケーションする。
すると、思いがけないような展開をしていく。
それが人生なんだなぁ、と感じました。