”Sicut erat in principio"この部分の歌詞に最低必要な音符は8つですが、バッハは12個の音符で書いています。 でも「シクットエラットインプリンチピオ」と歌ってしまえば19個の音符(促音は除く)が必要になります。しかもこの箇所は速いテンポで16分音符で歌わないといけません。本来12個の音符の所を19個の音符に分割すれば32分音符の部分が必ず出て来てしまいます。しっかりとした認識の上に相応の日本語訛りを取る訓練をしなければ歌える場所ではありません。オーケストラともずれてしまいますし、テンポも遅れてしまいます。そして、これは実際に経験すれば良くわかりますが、"Jingle Bells"や第九に比べると、日本語訛りがバッハの音楽の「ノリ」に及ぼす影響はとても大きなものがあります。