June 15, 2005
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テーマ: コーラス(2935)
カテゴリ: そのほか
さて、そのMさんの所属するコーラスにもうお一人、
「語り部」と呼ぶに相応しい方がおられます。
この方は実名でご紹介させていただきます。
久保ミツエさん。

この方をひょっとするともうご存じの方もいらっしゃるかもしれません。



長崎で原爆に会われ、今住んでおられる地元の学校を講演で回り、
本を何冊も出版し、地元のFMラジオに、
そして先日はNHKの番組「ラジオ深夜便」でお話しをされていました。

やはり久保さんも女学生の時代、兵器工場で働いているところ、


原爆に会うまだ前、空襲警報を聞き防空壕に逃げ込んだ久保さんは、
お友達から広島に落ちた新型爆弾の話を聞かされます、、。

2005-06-15 22:29:02

その日、広島にいらしゃった方もこのコーラスにいらっしゃいます。
Uさんです。やはり彼女も当時、女学生でした。
この方は、このコーラスの前の代表の方でした。

別にそういった方達が集まる合唱団、
という訳では決してありません。
いつも、練習の時、誰もそんな話しなど一切しません。

いつもは好きな歌を歌うだけです。
グレゴリオ聖歌やパレストリーナだって歌いました、、。
合唱組曲も、メンバーの皆さんにとって懐かしい歌も歌います。


ちょっとしたときの話がいつの間にか折り重なり、
皆さんのこともいつの間にか少しずつ、知って行きました、、。

ただ、僕と、この人達は震災という体験を共有しました。
あの時は本当に沢山の方がそうやって亡くなられましたが、
同じこのコーラスのWさんもそのお一人でした。

それが、Wさんが最期になさった事でした。

古今東西、色んな歌があります。
喜怒哀楽、
嬉しい日
怒りの日
悲しい日
楽しい日
どれが優れているわけでも、
どれが劣っているわけでもなく、
歌や詩には、様々な日のことが歌われています。

Musicは、ムジケ(韻文)という言葉から来ています。
音楽の「楽」という字、これも本来、神道に由来する、
神との対話の意味が含まれていたように記憶しています。

ルネサンスの時代、マラン・マレというフランスの作曲家は
音楽を「死者との対話」と言い表しました。

笑顔や明るい歌声は色んな人の様々な背景からから出てくるもの、、。
僕はこういった人達に毎日教えられているのかもしれません。

一枚の絵葉書から、思い巡ったこと、
もう、これくらいにしておきます。

2005-06-15 15:53:34





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Last updated  June 15, 2005 10:42:47 PM
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Re:語り部、そして歌(06/15)  
Hirokochan  さん
私は、広島からの移民の女性をモデルにして書いた長編(英語なんですが)を書いていたときに、現地にはじめていってみました。私は、昭和17年うまれですから、友だちにも被爆者がいるし、妹の夫なども四国でしたが、灰をあびたと、いってました。ちなみに妹は広島ではないけど、その二人に出来た子は、小児ガンで2歳でなくなりました。私には、どうも、間接的な関係があるように思われます。この世はすべて、原因と結果で、できているので、だれが悪いとかは、人のせいにすべきではないけれど、権力争いと欲がなくならないかぎり、いつまでも、争いが続くのでしょうね。悲しいことですね。 (June 16, 2005 12:10:51 AM)

Re[1]:語り部、そして歌(06/15)  
doublejig  さん
Hirokochanさん
>私は、広島からの移民の女性をモデルにして書いた長編(英語なんですが)を書いていたときに、現地にはじめていってみました。私は、昭和17年うまれですから、友だちにも被爆者がいるし、妹の夫なども四国でしたが、灰をあびたと、いってました。ちなみに妹は広島ではないけど、その二人に出来た子は、小児ガンで2歳でなくなりました。私には、どうも、間接的な関係があるように思われます。この世はすべて、原因と結果で、できているので、だれが悪いとかは、人のせいにすべきではないけれど、権力争いと欲がなくならないかぎり、いつまでも、争いが続くのでしょうね。悲しいことですね。
-----
広島を書かれていたのですか、、。(読んでみたいけど、、英語~ん~、、。)そうか、四国でも、、そうですよね、今は橋ですぐ渡れる距離ですから、原爆の灰は降ったでしょうね。でも、今まで全然気がつきませんでした。妹さんのパートナーの方は被爆者認定されているんでしょうか?子供さんが、お二人とも小児ガンで亡くなられているのだから、、、。
「原因と結果」すごく説得力のあるお言葉です。
人のせいにすべきではない、、。仰るとおりだと僕も思います。そして、最後にHirokochanさんが「悲しいこと、、。」と書いて下さいましたが、僕も思うのは「苦しい」でも「辛い」でも「怒り」でも、一見ネガティヴな感情であっても覆い隠してしまわずに、素直に受け止められる自分でありたいな、という事です。書き込みありがとうございました。 (June 16, 2005 01:15:44 AM)

Re[2]:語り部、そして歌(06/15)  
Hirokochan  さん
妹がなくしたのは、一人ですよ。あとの二人は、幸い元気です。いまでは、車で、あっと言う距離でしょうが、義弟の子供のころは、可なり遠くかんじていたから、そこまで考えなかったんじゃないですかね。

怒りのエネルギーは、鬱から立ち直るのには便利ですが、一番精神を消耗するような気がします。この世は全部、原因と結果です。なぜ、原爆がおちたか、それを、バックトラックしていくと、日本が中国や、他のアジアの国々に進入して、悪事を働いたからですよね。ヨーロッパの国々が開発した石油を横取りしようとしたことから、第二次世界戦がおきたのですよね。
そいうことなんです。 (June 16, 2005 12:47:02 PM)

Re[3]:語り部、そして歌(06/15)  
doublejig  さん
Hirokochanさん
>妹がなくしたのは、一人ですよ。あとの二人は、幸い元気です。
ごめんなさい。早とちりでした!お二人「に」ですね、、失礼しました。よく租借しなくては、、。
>いまでは、車で、あっと言う距離でしょうが、義弟の子供のころは、可なり遠くかんじていたから、そこまで考えなかったんじゃないですかね。
>
>怒りのエネルギーは、鬱から立ち直るのには便利ですが、一番精神を消耗するような気がします。この世は全部、原因と結果です。なぜ、原爆がおちたか、それを、バックトラックしていくと、日本が中国や、他のアジアの国々に進入して、悪事を働いたからですよね。ヨーロッパの国々が開発した石油を横取りしようとしたことから、第二次世界戦がおきたのですよね。
>そいうことなんです。
-----
僕自身は怒りで救われたこともありましたので、そういう表現になってしまいました。もちろん、怒りで人を傷つけるのではなくて、練習する、歌を歌う、いつか歌いきって見せる、このテクニックを何とかしてみせる、、っていう方向でしたけれど、、。認めなければその矛をも収められないのかな、という意味でした。
中国の事、や隣国とのこと、歴史認識など、、今、日本は少し嫌な方向に向いていますね。 (June 16, 2005 03:20:37 PM)

Re[3]:語り部、そして歌(06/15)  
doublejig  さん
 先ほど『「怒」で救われた』と書きましたが、怒りで救われたのでは無かったかも、、どうしても押し寄せる「怒」に包まれたことがあるという事でした。打ち消そうとしても消せない。そんなとき、飲み込んでしまうのではなく、誰に向けるでもなく、どう昇華させるか、諦めて正面から向かうしかないな、という事でした。(今も、ちょっとだけそんな状況にいます。)有るものを消すことは出来ません。
 また、日本が中国に侵入した心は「怒」では無かったように感じます。それは、傲り・傲慢、虚栄、焦り、そして欲では無かったか、、と思います。これらの行為にはやはり「怒り」を感じます。 (June 16, 2005 04:48:25 PM)

Re:語り部、そして歌(06/15)  
手短に・・・・
今の世の中も、とかく悲しいことが話題になりがちですね。もちろん天災も人災も。私自身そんな体験がないので、なんともいえませんが、苦難を乗り越えて生きている人は、強いんだろうなと思います。

体験が人間を成長させるといえるとも思いますが、私は大分平坦な道を歩いているような気がしてきました。でも今はあえて回りに向かって理の適った自己表現をしていく時期かも知れません。 (June 17, 2005 02:33:06 AM)

Re[1]:語り部、そして歌(06/15)  
doublejig  さん
縁側の金糸雀さん
>手短に・・・・
>今の世の中も、とかく悲しいことが話題になりがちですね。もちろん天災も人災も。私自身そんな体験がないので、なんともいえませんが、苦難を乗り越えて生きている人は、強いんだろうなと思います。
>
天災も人災もない方が良いです。本当に、、。

>体験が人間を成長させるといえるとも思いますが、私は大分平坦な道を歩いているような気がしてきました。でも今はあえて回りに向かって理の適った自己表現をしていく時期かも知れません。
-----
私自身は言葉の扱い方が本当に下手くそで。内容そのものよりもその事ででこぼこ道を歩いている気がします。理にかなった事を言っているのかどうか、こういった問題に触れるときは怖いですね。縁側の金糸雀さんならきっと上手く表現されると思います。縁側の金糸雀さんありがとう。 (June 18, 2005 12:53:56 AM)

Re:語り部、そして歌(06/15)  
Trobaritz さん
またお邪魔します。

私は名古屋出身なんですが、大学は広島にいました。教会の活動で平和祈願とか集会とかあって、語り部の方たちにも会ったことがあります。

そのひとりは修道女になられているんですが、日頃は明るくて当時の話は何もされません。ある平和集会のときまで私は彼女の経験やその時に受けたという足のひどい怪我の事など全く知りませんでした。
でもそれが終わるとシスターはまたいつもの明るいシスターに戻られて笑っておられました。
思い出したくないとかでなくて、地獄のような苦しみを味わったからこそ、喜んで生きていく事しかされないのでしょうね。


>古今東西、色んな歌があります。
喜怒哀楽、
嬉しい日
怒りの日
悲しい日
楽しい日
どれが優れているわけでも、
どれが劣っているわけでもなく、
歌や詩には、様々な日のことが歌われています・・・以下略


大変共感します。
そう言う意味で私は歌手という職業を選んで良かったと思います。
お互いいろんな歌を通して、多くの人々と理解ができたらいいですね。 (June 29, 2005 05:07:51 PM)

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