August 15, 2008
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カテゴリ: そのほか
日本の戦後復興は日本が独力で出来た事では無かった。

TIME の創始者 ヘンリー・ルース は中国の 山東半島 で 長老派 宣教師の息子として生まれた。
一方、同じく長老派宣教師の息子として日本で生まれたのが
エドウィン・O・ライシャワー 。

ヘンリー・ルースは蒋介石を支援するチャイナロビーの中心人物で、
フライングタイガース という義勇軍のスポンサーとなり


第二次大戦後、ヘンリー・ルースらはそのまま中国を支援し続ける筈だった。
しかし、支援して来た蒋介石政権は台湾に追いつめられ、
中国本土では毛沢東の共産政権が起こってしまう。

その衝撃の間にアメリカを中心に 西側陣営 で生まれて来たシナリオ。
それが、日本の戦後復興。
日本を西側陣営に取り込んで、国際社会に復帰させ、
戦後復興をさせようという事になった。

1951年に サンフランシスコ講和会議 、日米安保条約。
敗戦後僅か六年で国際社会への復帰が許される。

という事は奇跡的な事。

もし、蒋介石が中国で政権を執り続けていたならば、このシナリオは絶対にあり得ない。
日本の戦後復興は30年遅れていただろうといわれている。

明治から1921年までの 日英同盟 もロシアの存在無くしてあり得ないもので、
欧米諸国 の支援を受けながら一等国への道を歩んで来た。
それと同じ様に第二次大戦後も中国の存在無くして
日本が高度成長を遂げる事は無かったということ。

日米関係とは日中関係なり。

明治維新以降は英国、戦後は米国、
こういったアングロサクソンとの同盟によって日本は成功して来た。
という歴史から、日本人にはアングロサクソン同盟こそが成功体験、
ということがほとんど普遍的に近い程、
無意識に当たり前の様に受け止められて来ていた。

以上、以前に聞いた 寺島実郎さん の文化講演会の録音の一部を僕なりにまとめてみた。

こういった日本人の歴史観と文化への感覚は非常に繋がっていると思う。
世代によって西洋音楽、特にクラシック音楽への信奉度合いやその質に違いがあることも、
こういった歴史とは切り離せないと思う。

アングロサクソンの同盟によってもたらされて来た神風はもう吹く気配は無いと思う。

足下の文化を、、自分の姿をしっかりと見極めたい。

今日は終戦記念日、
そして北京オリンピックのまっただ中。。

幕末に植民地化を免れた神戸の街で、、。





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Last updated  August 16, 2008 03:27:16 PM
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