February 28, 2009
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カテゴリ: そのほか
子供の頃、テレビの音楽からも大きな影響を受けたが、
生で毎日聴いていたのが阿波浄瑠璃。

父方の祖母が殆ど毎日の様に語っていた。
「傾城阿波の鳴門」 の「巡礼歌の段」

明石から明石海峡を隔て淡路島を眺めると、
齢を重ねるにつれ感慨深くなってくる。
年々、亡き人達の心が胸を過る様になって来た。

「淡路」はその昔、「阿波路」であったという。。

P1010018.jpg

祖母は明石で夫を亡くし、息子を二人亡くし、


失意のうちに海を渡り故郷の鳴門へ戻り、
鳴門で父とその姉である叔母を女手一つで育てた。

祖母の浄瑠璃には色んな思いが込められていたのだと思う。

以前、傀儡師の里である西宮で文楽での「傾城阿波の鳴門」を観た。
阿波浄瑠璃のそれとは話の筋は同じだが同じでは無かった。
台詞や音楽、太夫の声色、、皆、祖母の思い出とは違っていて、
自分の記憶力に大いに疑問を持ってしまった。

が、 阿波浄瑠璃 のそれは記憶と同じだった。

阿波の十郎兵衛屋敷
Awa Ningyo Joruri / 阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」

祖母はこの「巡礼歌の段」を一くだり語り終えると、、
いつも決まって、こう言った。


「子が憎い親なんぞおれへん。」

子供の頃はこの祖母の言葉は何とも思わなかった、
いや、むしろ、どちらかと言えば、
うさんくさいものと感じていた。

でも、今は、、、


今、明石への縁が沢山戻って来た事、、本当に感謝している。

出会う事の無かった、祖父、二人の叔父、
そして里子に出された叔母。

みんな明石に居た。
今、その供養をしているのかもしれない、、。

Thanks Taco-taco





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Last updated  February 28, 2009 11:12:13 PM
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