March 18, 2011
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カテゴリ: そのほか
今回の震災を機に改めて考えている事。

合唱団や講座等、数十人とはいえ複数の方が集まる場所で、
今回の震災の事に触れるかどうか?随分考えました。

いま、他の同じ立場のみなさんも同様の事で
多少の差はあれ、労力や気を使われていると思います。

触れずに音楽にだけ向き合っていたい人もあるだろうし、
様々な事情から音楽どころではない人もいるだろうし、
震災の事に触れて、気持ちを解いてから音楽に接したい人もいると思います。

音楽どころで無い人は自発的にお休みされたと思います。

テレビを一切見ない人。
固唾を飲んで見守っている人。
どんな事にどう対応されているか、
本当に様々な様でした。

結局はどの合唱団や講座でもどう対応するか?
その瞬間まで結論が出ないまま臨みましたが、
全て内容や言葉数の多さ少なさの差はあれ、
皆さんと直接顔を合わせ、その時の自分の状態を確かめた上で、
世間話や挨拶程度以上にお話しさせて頂きました。

話題に出す。話題に出さない。
両方を実行する事は正に物理的に矛盾していて不可能な事です。


話す。という結論を出したとしても、
それは、あくまでも私自身の出来る事でしか無く、
拙さもありましたし、反省もあります。
が、絶対もしくは普遍的な選択をしたという誤認をしない様に、
言葉を発する以上はその場の方達に応じて不用意に話さない様に、


お話とは別に、黙祷するか?それともしないか?
の選択もありましたが、これは最初から黙祷しない。
という判断以外には考えられませんでした。

その理由は明確にありますが、
長くなるので、また別に書ければ書きます。
もっと社会的に公の立場に立てば当然その場に準ずると思います。

いずれにせよ、被災地内外で様々、
デリケートな対応が要求される事も増えて来ていると思います。

その中で普遍的結論、絶対的な具体的方策を導き出す必要は無いと思っています。
自分の言動への意見や評価も出て来ます。
また、他の人の判断や行動や意見にも出会い、見聞きします。
それらのお陰で気付かされることと、惑わされる事も違いますし、
また、惑わされる事も精査や気付きに結びつくこともあると思います。

そういった事を認めた上で、
自分の出来る事をやる。

それが、今の私の選択です。

普段だと些細としか思われない様な事をメモとして日記にあげてみました。





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Last updated  March 18, 2011 06:38:54 PM
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