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2021.06.11
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カテゴリ: 暮らし
先日、私が5、6年生だった時の担任の先生のお宅へ伺い楽しいひとときを過ごしました。


小学生の時の私は父の仕事の都合で転校が多く、どこに行ってもみんなと仲良くやっていけるように常に周りの様子を見ているような子どもでした。
どちらかというと、少し大人びた優等生風だったと思います。

先生はと言えば、まだまだ希望と情熱で一杯の正義感溢れる厳しい女性教師、といった印象でした。


本が大好きな先生で、私も読書が好きだった事もあり、よく先生のお勧めの本を貸していただきました。

それでも、私はいつも良い子どもであろうと緊張していたし、先生の正義感に苦しさを覚える事もあり、好きだけど苦手という不思議な存在でした。

先生と私はそんな関係でしたが、卒業後に同級生が病気で亡くなり、毎年その友人を偲ぶためにクラスの数人と先生とで会うようになりました。

けれど、その集まりもみんなが社会人になると続ける事が難しくなり、気がつくと何年かに一度、先生とだけ会うようになっていました。


小学生だった私もすっかり大人になって、もう良い子どもであろうとはしなくなりました。



先生の方も、70代になった今では、あの頃の真っ直ぐ過ぎる正義感のようなものから解放されて、弱さも見せてくれるようになりました。



そして先日、お会いした時に私が子育ての悩みを話したところ

「お母さんがドンとかまえてたらいいのよ」
「お母さんの不安な気持ちが伝わってるんだわ」
と笑いながら言われました。


そうか、そうだったよね。

色々と考え過ぎて、自分でも何が問題なのかわからなくなっていたけれど、結局は私が自分を見失いかけていたのだ。

今すぐにでも答えが欲しいと思っていたけれど、答えなんて誰にもわからないし、なるようにしかならないんだった。


先生のおかげで、肩の荷がおりたような瞬間でした。


そして先生のお宅を後にする際に、先生から「これ持って帰って」と言って渡されたのは



「くるみ饅頭が好きだから買ったけど、家に帰ってきてよく見てみたらみるく饅頭だったわ」


先生···
本当に歳をとってからの先生はうっかりしていて、でも頼もしくって、素敵!

どちらも歳をとって良かったですね。



明日が又小さな一歩に繋がる更に小さな一歩でありますように。





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最終更新日  2021.09.21 11:12:38
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