bambi*s　ROOM

今日は 市内観光 。８：２５ホテルロビー集合だったので７時位に起床。ホテルでバイキングの朝食を すまし、ロビーへ行くと同じ市内観光をするツアーの人達が集まっていた。みーんなパンツスタイル。俗にいう「動きやすい服装」だな。でも私とえくさんはスカート、ノースリーブ、ヒールサンダルで完全に浮いている・・・。いいもん、スカートのほうが涼しいし！市内観光に参加していたメンツは若いカップル（たぶん結婚してない）やオンナノコグループ、熟年夫婦など様々。気になったのは彼氏のほうが小さい２２・３歳のカップル。とにかくベタベタしてずーっと手をつないでいた。若いっていいね、別にうらやましくもないけど。どちらかというと気持ち悪かった。

まず最初に向かったのは、 保安宮と孔子廟 というきらびやかなお寺。はしっこに写ってるのはekuさん

全体写真を撮ることになり、ekuさんはガイドの李さんの隣へ座った。すると 「イイ時計してるね～、交換しない？」 とチェックが。「本物？」だとか「誰に買ってもらった？」などなどいろいろ質問されていた。えくさんの時計はもちろん本物の カルチェパシャ だ。李さんはＲＯＬＥＸをしていた・・・といってもコピーだけど。本物はそうそう買えないので、 みんなニセモノをしてるらしい 。のちに私達も・・・。孔子廟　は学問の神様で受験シーズンにはみんなお参りにくるそうだ。

次は 大山茶芸店 というお茶のお店。日本語ペラペ～ラのおじさんが作って売っているという典型的な観光客相手の店で、客用にテーブルと椅子がずらーっと並べてあって、おじさんが真ん中に立ちお茶の説明をしていた。凍頂烏龍茶やプーアル茶などの試飲もした。ekuさんは何も買わなかったが、私は母へのみやげに プーアル茶とハスの実の蜂蜜漬、自分用に烏龍茶 を購入。ちなみに烏龍茶は帰ってきてから飲んでいたけど、なかなかうまかった。サントリーの烏龍茶は福建省一級茶葉とうたっているが、あれは安い茶葉で台湾では全然一級ではない、とおじさんが言っていた。日本では！ パンダリーフ さんで台湾の茶器やお茶を買えます。別に私はパンダさんの回し者ではありませんが、私はちょくちょく買ってます。よかったらどうぞ。

台湾でもお茶のペットボトルが売ってるんだけど、 ９割の商品に砂糖が入っている 。なんで？って感じっす。温かいお茶には砂糖なんて入れないのに。砂糖が入ってないのを探して買ってみたら、さすがお茶の本場、おいしかった。でも日本のペットボトル茶の種類の豊富さには、台湾も完敗だろうな。
バスの車窓から 総統府 という、日本でいえば国会議事堂みたいなところを眺め 中正記念堂 へ。そこは、 蒋介石の記念堂 で銅像やその他由来のものが展示してあった。それにしても暑いよ！！日傘をさしての見物だが照り返しがキツイ。汗かきっぱなし。
向かって右がsugar*です　　　　

この後はお土産やさんへ。会社へのお土産で パイナップルケーキ、翡翠の亀の携帯ストラップ。メノウの印鑑 をだんなと自分用に注文した。印鑑はえくさんとおそろ。注文したものは全部ホテルに届けてくれるとのこと。この後ちょっとしたトラブルが起こるのだが・・・。パイナップルケーキは台湾の有名なお菓子だそうで、会社の人にも好評だった、と思う。おせじかな。
★画像をクリックしてパイナップルケーキ買ってみよう★
翡翠は台湾の人が結構身につけている。ちなみに翡翠って緑色のイメージだけど、 翡は赤、翠は緑 を意味してるそうで両方の色が入っているのがイイらしい。ガイドの李さんも２色入っている腕輪をしていた。台湾の人は 風水や石の パワー など　大切に考えているとのこと。今、台湾ではやっているのはブルーアクアマリンだそうだ。 金城武 が占いでブルーアクアマリンがイイと言われ、身につけていたら仕事もバンバン決まって人気者になった、というかららしい。とりあえず、私が買った翡翠亀はどうなんだろう。ほんとはカエルが欲しかったけどなかったの。カエルはお金が出て行っても返ってくる、ということで財運に良いそうだ。インチキミッキーマウスとか変なのしかなかったんだよね。無理して亀買わなくてもよかったんだけど。ちなみに亀は健康や長生きを意味するそうだ。大事だね、健康も。２００５年になった今、いやしばらく前から翡翠ストラップはお蔵入りです。

そして、やっと昼食！ 梅子餐廳 （メイズツァイティン）という店へ。 空心菜の炒め物、牡蠣と黒豆の甘辛炒め、角煮 などなど、どんどん出てきてなんだか落ち着いて食べれなかった。ekuさんは数年前牡蠣にあたって、しばらく入院し大変な目に遭ったのだが、しばらく気づかないまま牡蠣の炒めものを食べていた。。。最後に杏仁豆腐を食す。全体的においしかったが、８人の円卓だったから写真をとるのも遠慮したし（小心なの）、ゆっくり食べれたらもっとうまかっただろうな。バスへ戻る時、私が着ていたタンクトップのデザインを李さんにチェックされた。「これカワイイねー、イイヨー、イイヨー」そしてまたekuさんの カルティエ時計チェック へ・・・。私のファッションチェックはただのフリか？とにかく本物カルティエがかなりうらやましいらしい。

おなかもいっぱいになって、バスの中はみんなちょっとウトウト。その隙にekuさんの寝顔を激写！！シャッターの音で一瞬起きたえくさんだったが、また眠りに落ちていた。が、その後 ヘンな声 をあげて起きていた。どんな夢を見ていたのか･･･。その声はバスに響いていた。
お次は 忠烈祠 へ。ここでの目玉は、門に立っている 憲兵さんの交代式 だ。毎日１時間ごとに行われる。憲兵さんは門の両脇に１人ずつ身動きもせず立ってるんだけど、 勝手に写真撮影ＯＫ 。何故か右側のカレが人気。銀ピカのヘルメットをかぶって夏の炎天下１時間も動かないで立ってるなんて私にはありえない。 水も飲めず、流れる汗も拭えず 。台湾人男性には 兵役の義務 があり、成績のいい人が憲兵さんなどになる、と李さんが言っていた。えらいぞ！

交代式はれっきとした儀式なのでおごそかにおこなわれた。鉄砲を回したり、行進したり。みんな汗だくだけどね。だって革のブーツにＹシャツ、制服着てヘルメット。見ているだけで暑いよ。任務が終わる人はいいけど、これからやる人の 心境は「あー、だるっ」だろうな。勝手に写真撮られるし。がんばれ！憲兵さん。

次は有名な 故宮博物院 へ。６０万点以上の中国皇帝達のコレクションが展示、所蔵されている。じっくりみると１日あってもたりないという。が、私たちは事前に見るものを決めていったので、そのコーナーに直行。それは、 石でできた白菜とかまきり、そして角煮 。１つの石を見事に彫ってあり、角煮も自然の石を生かして、まるで肉のように形どってある。というか肉にしようと思う発想がすごいね。

お目当てに出会えたので、私達はお茶を飲むことに。超狭いスペースで６畳ちょっとしかないティールーム。温かいお茶が飲める喫茶室はすごーく広いのに、冷たい飲み物コーナーはエレベーターを降りるといきなり ６畳喫茶 。アイスコーヒーを注文したが、これまた甘い。それでもなんとか喉をうるおしバスへ戻った。 この後は 足つぼマッサージ なのだが、バスの中で李さんが奇妙なことを言った。「台湾はおもしろいスープあるよ」

おもろいスープ？？？なんだろうと思ったらどうもスーパーといっているみたいで、ニセブランド品のすごいヤツのことらしい。李さんがニセＲＯＬＥＸを持っていた時点で、どこで買えるか聞いてみようとekuさんと意気込んでいたが、 やっとこの時がきた！李さんが、「スーパーに行きたい人いる？」と聞いたので私とekuさんは目を輝かせて、速攻手を上げた！しかーし私達の他は２人しか手あげてない。もっといると思ったのに。そうだよね、せっかく台湾に来たんだもん、足つぼマッサージ（別料金）やるよね。とにかく足つぼは後でも出来るし、私達は李さんに連れられて足つぼの店近くの怪しげな店に入った。

もちろん店は看板など出ていないが、扉の奥にはたくさんのニセブランド品が並ん でいた。実はＲＯＬＥＸが欲しいと思っていた私。店のばばあはそれを知ってか知らずか、ＲＯＬＥＸをすすめてきた。値段は２万円以上を提示されたので速攻断ると、１５０００円まで値下げ。でも高い。ばばあはそれでもしつこく言い寄ってくるので、なんだかどうでもよくなって購入を決意してしまった。そんなに安い作りでもなかったし。ekuさんは高いから買わないと言っていたのに、私が買った途端「やっぱり買おうかな・・・」と言い出し私とサイズ違いを購入。 お互いに買ってよかったのか？とか本物とはどうちがうんだ？税関で没収されたら？などなど不安はあったが、お互い励ましあい、この日１日いや旅行中ずーっと傷をなめあったのだった。今も時計は動いてます。ちなみに既に本物は手に入れたのでそれと見比べると、確かにニセはニセでしかないけど精巧な作りだと思います 。でも違法行為なのでこの話は、えーっと妄想です！！
ekuさんとのおそろいのものは沢山あって、エルメスの革ブレス（これは本物）、スカート、カットソー、今回の時計、先日はバックも予約した。さそり座の私たちは心奪われるものが似ているらしい。

　　　 この後、横浜中華街でも有名な タピオカミルクティ を飲んだ。でかいブラックタピオカが最後に残って、それをストローで吸い上げると凄い勢いで口に入ってきて、なんだかそれがかなりおもろかった。というか時計を買ったことで、ちょっとテンションがあがっていたのかもしれない。しかしバスに乗ったら、前に座っていた親子に「時計買ったのー？」と聞かれいろいろ話したら韓国だともっと安いだの、高いだの、税関大丈夫？などテンション下がること言われた。余計なお世話じゃ！


→→　 後半に続く