一人暮らしの戯言

一人暮らしの戯言

2005.10.03
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カテゴリ: サッカー
フェレンツ・プスカシュ。彼のプレーを見た人などもう少ないであろう。特に日本人ならば。映像でも残ってるのは少ないだろう。ひょっとしたら韓国人の方なら覚えがあるのかもしれない。

1954年スイスワールドカップに出場した、ハンガリー代表の名FWである。当時1950年代、ハンガリー代表は「マジック・マジャール(魔法のハンガリー人)」と呼ばれた無敵のチームであった。1954年当時まで6年間負けなしの実績を引っさげ、本大会に挑んだのである。もちろん優勝候補の筆頭であった。


しかし決勝で当時まだ伏兵的存在でしかなかった西ドイツに破れ惜しくも準優勝に終りました。その後ハンガリー動乱の政治的理由によりスペインへ亡命。R・マドリードに移籍した彼は、黎明期のチャンピオンズカップにて優勝に貢献しました。またこの当時は国籍を変えても代表チームに入れたルールであった為スペイン代表としても62年のワールドカップに出場したのです。


そんな輝かしい実績をもつ彼はペレと同様、サッカー界では伝説となっています。ハンガリー民主化の後母国に帰国した時、国を挙げての歓迎を行ったそうです。彼の名のスタジアムもあります。


そんなプスカシュも78歳。5年前からアルツハイマーを発病し現在は意識障害も起こってるとの事。しかし病室のTVからハンガリー国家が流れると急に立ち上がり姿勢を正すというのです。病床にありながら若き日に代表として、主将として戦った日々を忘れる事はないのでしょう。

そんなかつての名選手にR・マドリーは毎月の治療費を捻出しているのだとか。8月には彼へのチャリティーマッチも開催され収益の一部がプスカシュ氏に送られたといいます。R・マドリーも粋な事をやるなと思いました。


完全に回復する事はないでしょう。しかし少しでも良くなって長生きをして欲しいと思います。かつてのドイツ代表主将マテウスが率いたハンガリーは予選敗退が決まっています。ハンガリー動乱後名選手が流出したせいで選手育成が捗らず、86年メキシコ大会後は連続して予選敗退を喫しています。彼の病床での直立不動の姿勢がいつかハンガリー代表のエネルギーとなって、伝説のチームに及ばないまでも本大会への出場を果たすようなチームが再生できればなと思った、昨日のスポーツ新聞を読んだ感想でした。







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最終更新日  2005.10.03 22:33:18
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