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2006年09月11日
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カテゴリ: 父の話
前回、男性の癌患者さんの事をラジオから聞いたままの内容を書きました。


そもそも、私の父・・・当然男性癌患者なわけですが、父は先日のあるがんセンターの医師が話されていた「多くの男性癌患者さん」には当てはまらない人でした。
最初に入院した大学病院では6人部屋。
がんセンターではなくても、病院側の配慮から同室の患者さんは皆さん、何らかの癌患者さんばかり。
年代も年配の方ばかりでした。
この6人の中で、実際は父が一番重い患者でした。
スキルス、ステージ4、腹膜播種・・・となれば、やはり父が一番重いと私は思っていました。
ところが、同室の他の患者さんが口を揃えて、私の父が一番元気で若々しいと言われます。

たまたま、皆さんと気があって新聞を回し読みしたり、いつもカーテンを開けて冗談を言い合っていました。

そんな中で父の手術が行われました。
開腹し、ただ閉じただけの手術でしたが・・・
本人は知る由もなく、癌を全て切除したと思い込まされていました。

開腹後は当然痛みが伴います。
高熱も出ました。手術室からすぐに移されたのは暫定的にナースセンターの前の部屋。
その部屋まで、同室の患者さんが心配そうに父の様子を見に来てくれた事が、父にはとても嬉しかったようです。
痛みと高熱の中、力ない笑顔を返していました。
でも、本物の笑顔だったと思います。

その後、転院しましたがここでの検査を含めた40日間の入院生活は、父を明るく元気でいさせてくれました。
主治医とは合わなかったけど、ここでの他の患者さん達との出会いが父を良い意味で開き直らせてくれたのだと思います。


女性と違って、男性は良い出会いがあっても、積極的にそれを電話や出向いて会うとかして持続させないものですが、それを何らかの形で持続させられていたら、もしかしたらもう少し元気でいてくれたのかなぁ・・・なんて・・・・ね。







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最終更新日  2006年09月11日 11時58分28秒
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