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2009年05月13日
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カテゴリ: 治療と医療
昨日は丸1日、出かけておりました
どこへって??
世界一有名なネズミがいる「夢の国」、それも「海」の方です
2年半ぶりかな。
昨年の神奈川県民デーに購入したパスポートが、行けないまま手元にあったんです。
その有効期限が迫ってしまって・・・
無駄にするのは勿体無いし
で、急いで行って来ました

去年の秋から、急激に歩けなくなってしまって、行ってもなぁ・・・


1枚につき不足金額の1000円と、手数料200円を支払ったから、返って高くなってもーたがな
GW明けの平日とあって、どのアトラクションも待ち時間0~10分で、何でもスイスイ行けましたよ~
でも、風が凄く強くて、夜の目玉のショーは中止

それにしても、ここには至る処にベンチがあって、足が辛くなると「直ぐ座る」を繰り返してたら、案外歩けたので自分でビックリ
こんな広大な土地、歩けっこないって、変な自信があったんですが。
憎たらしい口をきくヤツだけど、博士が異様にゆっくり歩調で歩いてくれて、「ほら、そこ座れ」とちょくちょく気をきかせてくれたんで、無理なく楽しめました
たまには、感謝しておかないとね。

たまには気持をリフレッシュさせておかないと、日々シビアな世界にいますから・・・
なんて、都合の良いいい訳ですよね


毎月、数件の訃報が届いております。

先日届いた訃報も、残念ながらそうでした。

2年前にスキルス胃癌で手術を受けた患者さんです。
再発して、私にメールが届いた時は腸閉塞に加え、腹水がある状態でした。
また、腸閉塞による嘔吐が酷い様子でもありました。
術後の抗癌剤治療は副作用の強さから、2~3ヶ月に1度行っていたようです。


それが、いつしか再発となり、副作用の辛さから昨年から免疫療法に、急遽切り替えたとの事でした。
ですが、効果は見られず・・・

この状態で、改善を図るためには、やはり抗癌剤治療しかなく・・・
しかしながら、副作用の辛さから、実質上、本来の治療を受けて来られなかった患者さんです。
そんな患者さんに、この辛い状態の中での抗癌剤治療は薦められません。
それに米村先生の病院は、この患者さんにとっては遠くて、通院も出来そうもありません。

入院による治療は、基本的に出来ないので、皆さん苦労しながら通院しています。
マンスリーマンションを借りたり、ホテルから通院したりしてね。

セカンドオピニオンだけであれば、構わないと思いましたが、治療となると、とても薦められない状態の患者さんでした。
逆に苦しめるだけ、時間をもっと短くしてしまうだけ・・・のように思えてなりませんでした。
上記のようなマンション暮らしや、ホテル暮らしをしても、それは精神的にも辛いのではないかと・・・

沢山の患者さんを見てきて、その数だけ答えがあって、どれも正解だと思っています。
もっと元気な時なら別だけど・・・
この患者さんにとっては、今となってしまっては、ただ、帰る場所を失うだけだと、思ったんです。

ある医療関係者が、ぼやいていました。
例えば治療で500万儲けたとする、でも、行き場を失った末期の癌患者さんを引き受けてしまうと、そんな儲けは直ぐに消えてしまう・・・
癌治療はお金がかかる。
治療でお金を使ってしまった家族に、もうお金は残ってない。
せめて個室に入って、差額ベッド代を払って欲しいけど、お金が無い人にはとても人道的に言えない
。
つまり、末期の癌患者さんは手がかかる、つまり費用がかかる、病院は相当の赤字を覚悟せねばならない・・
これが現状のようです。

変な話ですが、治療で儲けて、その儲けを緩和医療に回す・・・
こんな流れが出来ないと、患者さんだけじゃなくて、病院も辛いようで・・・
健康保険の請求には、レセプトと言う審査機関があります。
そのレセプトが通らない分は、病院が赤字を被ることになります。
末期の患者さんに、どこまでレセプトが認めてくれるか・・・

より良い治療を求めて転院すると、治療が上手くいっている間は良いけれど、上手くいかなくなったり、進行したりしてしまうと、行き場を失うというリスクが付いてまわるのです。
良くなる為の治療なら、患者さんも家族も無理をします。
ですが、治療が成り立たない状態になると、遠路の病院は行けなくなるし、近場の病院を望みます。
病院側は、末期の癌患者さんを受け入れるのは、赤字を作る事にもつながります。
断れば問題にもなるし、社会的に叩かれるか、赤字を作るかの選択とも言えるのです。








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最終更新日  2009年05月13日 14時50分25秒 コメント(4) | コメントを書く
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