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2012年09月18日
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カテゴリ: 患者さんとの交流
今年も届きました
鳥取県の二十世紀梨です。
贈り主は、2005年11月にスキルス胃癌で他界したカズオさん(40代)。
もちろん、ご本人が贈れる筈はなくカズオさんの奥さんから。
梨農家を営み、ご自分のことを 「梨バカ」 と表現するほど熱心に梨作りをしていた梨農家さんです。

奥さんが、「私の気持ちです・・・というより、主人の気持ちです」 って言って今年もまた。。。

そのカズオさんが、お気持ちだけで十分ですからと断る私に、 「ひろりんさんに食べて欲しいから贈るんです」 って病床で言った言葉を思い出し、また涙する私です。。。

  • DSCF0001.JPG
  • DSCF0002.JPG




ところで、今日はあの尿管ステントの件でドタバタした、スキルス胃癌の患者さん(30代・女性)の近況です。


ほら、尿管ステントを4ヶ月交換してなくて、交換が必要だって事も知らされていなかった患者さんですよ。
慌てて私、電話しちゃいました。
これ緊急って判断です。

この患者さん、1ヵ月前に手術は無事に終わってます。
開いて見ると、結腸にも癌があって予定より大きな切除内容となりました。

その分、術後の回復を心配しましたが、これが予想を反して早い回復でね。
予定通り退院しました。

あっ、正確には予定より数日延びました。
退院予定日の前夜だったかな
尿が出ない騒ぎになりましてね。

医者って大変ですな。
経過をみているうちに、問題解決となり予定より数日延びて退院しました。


で、退院して自宅療養を開始して約2週間経つんですが、何かと心配するご主人からメールが何度か届いてます。

まだ少ししか食べれません、栄養の点滴した方が良いですか


そりゃ、胃袋が丸ごとなくなったんだから、少ししか食べられないのは当たりでんがな。

少しずつ何度にも分けて食べて下さいまし。
これも練習、リハビリでんがな。

少しずつながらも、ちゃんと食べられているというので、食べられるなら栄養点滴は要らないと思うと返事。
小腸も切除した場合はこの限りではないけれど、この患者さんの場合、小腸はそのままと聞いています。

点滴すると、お腹が空かないって人が多いんですよね。
お腹が空かないと、更に食事量が減ってしまうから、食べられるなら点滴なんかしない方が良いんです。
そもそも、静脈から入れる点滴なら、チョコレートやレーズンが入った高カロリーのビスケット数枚程度のカロリーですもん。
普通に食べた方が良くね


で次のメール

下痢が続いているんですが・・・


胃がなくなって、食べたものが直ぐ腸に行くんだから、腸が刺激されて下痢にもなりますがな。
この患者さんの場合、腸も切除しているから、本来の水分吸収率も下がっている訳で、その分、下痢にもなる。
最低でも、下痢は数ヶ月は続くのが普通です。
まだ術後、数週間なんだから、しゃ~ないってとこです。

いくら何でも、焦り過ぎてまっせ~

このご主人、かなりの心配症です
まっ、仕方ないですけどね。
やれやれ・・・ってトコで落ち着いたんですが、またちょっと経ってから質問メール。

はい、続きは次回に。





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最終更新日  2012年09月18日 17時20分37秒 コメントを書く
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