スキルス胃癌 サポート

スキルス胃癌 サポート

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひろりん-S

ひろりん-S

カレンダー

コメント新着

ひろりん-S @ Re:新年のご挨拶 2026年(01/01) あけましておめでとうございます お返事が…
にこりん@ Re:新年のご挨拶 2026年(01/01) 新しい年になりました。 今年がひろりんさ…
にこりん@ Re:ぐいぐい行くわ、腹膜偽粘液腫 10(07/02) 二度目のコメントです。 ひろりんさんも…
にこりん@ Re:ぐいぐい行くわ、腹膜偽粘液腫 10(07/02) ずいぶん前の記事に突然コメントしますが…
ひろりん-S @ Re[1]:何故あの時。。。(09/16) 名古屋の娘さんへ 大変ご無沙汰しており…
2013年05月12日
XML
カテゴリ: 患者さんとの交流
先日の日記に、患者さんからコメントを頂きました
ありがとうございます。
素直に、患者さんから受け入れて頂いていることに、感謝と申しましょうか、
嬉しい思いです

このブログは、いい話ばかりじゃないですし、しんどい内容も少なくないですし、
患者さんご本人にも、ご家族にも時には嫌な存在ではないか
と思うこともしばしばですが、
受け入れて下さる患者さんがいることは、
私にとって本当に嬉しい驚きです。


知らなければ見えない世界があります。
同じような病状の人って、そばにいないから、
孤独に押しつぶされそうな時もあります。

でも、世の中は広い。
辛いのは自分だけじゃないです。



ある胃癌患者さんの近況が届きました。
お若い患者さんでね、20代前半の男性です。

相談メールが届いたのは、2011年秋
胃癌・腹膜播種・肝転移で手術不能との診断でした。
しばらく癌専門病院で治療を続けていましたが、手術不能との診断は
変わらず、このまま延命治療に専念するしかないのでしょうか・・・と


その後、米村先生の元へ来られ治療開始となり、手術を受けたのが昨年2月です。
腹膜切除及び、術中温熱療法施行です。
不思議なことに、米村先生の元に来る前は、確実に存在していたハズの
肝転移が、手術時には消えていたことです。

ポツン、ポツンと近況連絡は届いていましたが、ここしばらくご無沙汰でした。


それがねぇ。。。
お元気なんですよ、とってもね。
こういったケースは、術後半年程度で再発してしまうことも珍しくなく、
久しぶりのメールでしたから、てっきり悪い報告かと思っちゃいました。

全然そうではなく、ちょっとした親バカメールだったんですよ

子供というのは、何歳になっても親から見れば子供だと言いますが、
以前は、本当にそんな感じでした。

・・・ったく、うちの子は

という風でねぇ。。。
怒りたい、怒鳴りたい、もういい歳なんだからもっとしっかりしなさい
って言いたいのが本音ながら、息子さんの病気は癌でしょう。
それもステージ4の大変な癌でしょう。
抗癌剤治療の辛さに耐えている様なんかみたら、つい不憫になり言えなくなる。
本来なら、ガミガミ怒鳴って躾るところでも、できない。

 「生きていてくれるだけでいい、ありがたい」

っていう思いが奥底にあるからこそ、どうしても甘やかしてしまうご様子でした。
親の心、子知らず・・・って感じ。
でもね、子の方もちゃんと考えているのですよ、内心でね。

病気というのは、就職にとても不利です。
例え、就職できても、また治療入院となれば長期休暇が必要です。
この患者さんの場合、暫定ストマなので、これから外す予定があるのです。
就職して早々に長期休暇なんて申請したら、クビになる。
クビにならなくても、迷惑をかけてしまうからと
今は、アルバイト生活をしています。

アルバイトとは言え、社会人な訳です。
彼の場合、まだ若いから準社会人というところですが、
この準社会人生活で、明らかに成長が見られました。

社会の厳しさ、だけどその中にある暖かさ、優しさを学んだようです。
病気を理解して雇ってくれるアルバイト先あり、
病気を理由に早々にクビにするアルバイト先あり。

そして親の苦労も知るようになったようです。
母親が短期入院した時には、毎日、病院に顔を見せに来たのだとか。

以前の息子なら、絶対にありえませんでした 

って言ってましたよ。
嬉しかったんでしょうね、この患者さんのお母さん。
親という存在が、鬱陶しい年頃でもあったのでしょう、
以前は会話もろくになく、親の言う言葉に耳を傾けることもしなかったそうですが、
今は変わりました。

親には反発するだけだったのに、ちゃんと向き合うようになりました。
これは、成長の証です。
親と目線が近づいた証拠でしょう。

今はね、本気で息子の将来を考えています。
就職のこと、生活のことをね。
今のご時世、健康な人でも就職は難しいから、
リスクが大なのはわかっておられますが、
命さえあればきっと何とかなる
って開き直っておられます

彼自身に社会というものが、見えるようになってきましたからね。
こんな風に思えるのだと思います。
捨てる神あれば、拾う神ありです。

本格的な就活は、もうしばらくお預けだけど、その就活開始まで
今は、明るい気持ちでいられそうですよ。
延命治療しかないと諦めていた頃を思えばね、
今は、見える未来があるんですから。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年05月15日 12時40分58秒 コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: