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Jan 26, 2005
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カテゴリ: 恋歌
雪の降りけるをよみける

冬ながら
空より花の
散りくるは
雲のあなたは
春にやあるらむ
    古今集巻六・冬歌

灰色の空より、

舞い落ちてくるものは何・・



季節は 冬というのに・・・

次から次へと舞い散る真白の雪は
まるで 散りゆく花びらのよう・・・

厚い雲の はるか向こうには

確かに 春が来ているのだろうに・・・


清原深養父は清少納言の曾祖父であり
百人一首には次の歌がある。

夏の夜は /まだ宵ながら /明けぬるを
雲のいづこに /月宿るらむ 

・・・・・・・・・

日曜日の朝、起きてみると一面の雪であった。

変わったことに、全く気づかなかった。

前日灯油を買い忘れたせいで、

我が家は極寒の冷凍庫のような有様
やむなく
お布団の中で午前中をすごした。


うとうとしながら寒さを凌ぐ。

それはそれで、お寝坊の言い訳にはなった・・・

午後やや雪も落ち着き、そろそろと車を走らせた結果
やっと灯油を2缶買うことができた。
これで、一安心。

それにしても
昔の人は、どうやって、こんな寒さに耐えてたんだろう?

電気も灯油もない時代に?
やんごとなき、身分の高い方々にしても、

せいぜい衣装を重ね、火鉢にあたる程度だったのでは??

真冬の恋歌が少ないのは、

身も心も凍えて恋どころでは
なかったせいかも・・・















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最終更新日  Jan 27, 2005 12:37:56 PM
コメント(8) | コメントを書く
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清原深養父(きよはらのふかやぶ)の想ひ   
武蔵野式部  さん
清少納言の血筋を感じますねー。
ロマンチックですね。

深々と冷え込む日本の冬、さぞかし寒かったでしょうね。雪は幾つになっても、特別な、嬉しい空からの贈り物ですね。

(Jan 26, 2005 11:34:04 PM)

Re:清原深養父(きよはらのふかやぶ)の想ひ(01/26)  
春の心は---


万葉集/第八巻 :
久方の月夜を清み梅の花


原文:
久方乃 月夜乎清美 梅花 心開而 吾念有公

by"紀小鹿女郎"(きのをしかのいらつめ)


久方の、月夜(つくよ)を清み、梅の花、心開けて
我(あ)が思へる君

空の月がきれいなので、梅の花が開くように、
心を開いてあなたのことをお慕いします


"梅"はバラ科サクラ属の落葉低木です。
1~3月、葉が出る前に白、ピンク、紅などの花が咲きます。
中国が原産ですが、かなり古い時代から日本でも好まれたようです。

万葉集では"萩"に次いで多く、119首に詠まれています。
雪といっしょに詠んだ歌が目立ちますが、この場合は、白い花を詠んでいることが多いようです。


"刈干切唄"
♪
ここの山の刈干しゃ すんだヨ
明日はたんぼで 稲刈ろかヨ

もはや日暮れじゃ 迫々(さこさこ)かげるヨ
駒(こま)よいぬるぞ 馬草負えヨ

屋根は萱(かや)ぶき 萱壁なれどヨ
昔ながらの千木(ちぎ)を置くヨ

秋もすんだよ 田の畔道(くろみち)をヨ
あれも嫁じゃろ 灯(ひ)が五つヨ

おまや来ぬかよ 嬉しい逢瀬(おうせ)ヨ
こよさ母屋(おもや)の 唐黍(とうきび)剥(む)きヨ

歌でやらかせ この位(くらい)な仕事ヨ
仕事苦にすりゃ 日が永いヨ

高い山から 握り飯こかしゃヨ
小鳥よろこぶ わしゃひもじヨ


高千穂から五ヶ瀬に伝わる作業唄で、系統は東北地方に多い草刈り唄と同様desu.
元々は素朴な歌詞でしたが、同郷出身の歌手が節回しをおかしくして、全国的に知られるようになりました。


"Does it sound like fun"???


(^心^)
------ (Jan 27, 2005 01:03:37 AM)

雪は幾つになっても、特別な、嬉しい空からの贈り物。  
すみれ想  さん
武蔵野式部さん、こんにちは
>清少納言の血筋を感じますねー。
>ロマンチックですね。
雪は幾つになっても、特別な、嬉しい空からの贈り物ですね。
-----
清少納言はこのひいおじいさんの血をひいてるのでしょうね。
九州人には雪は特にあこがれです。滅多に積もらないので・・
仕事さえなければ、私も銀世界にあこがれるんですけど・・・
また、きてくださいね。

(Jan 27, 2005 02:02:29 PM)

久方の月夜を清み梅の花  
すみれ想  さん
さんとうか7722さん こんにちは

>久方の、月夜(つくよ)を清み、梅の花、心開けて
我(あ)が思へる君

by紀小鹿女郎"(きのをしかのいらつめ)

実はこの歌、梅の花が咲く頃の月夜に、すみれ想も
とりあげたいと思っていた、歌です。

こちらは梅はまだまだなんですよ。
梅の花と雪を詠んでいる歌は結構ありますね。

またおいでくださいね。

そちらにもお勉強に伺います。中原中也の詩のようで楽しみです。



(Jan 27, 2005 02:10:44 PM)

Re:清原深養父(きよはらのふかやぶ)の想ひ(01/26)  
こんにちは。
楽しみにしていました。

>…空より花の
>散りくるは…
声に出して読むと、柔らかな音の響きがなんとも女性っぽい…優美ですねぇ。

厳しい寒さと娯楽の少ない時代。灰色のぶあつい空からこぼれ落ちる、真白き雪の美しさは、ココロ晴れやかにさせるのでしょう。春の訪れを、その先より引き出す感性はさすがに、さすがに…。 (Jan 27, 2005 04:08:52 PM)

春の訪れを、  
すみれ想  さん
ハッピージンジャーさん,いつもありがとう
>声に出して読むと、柔らかな音の響きがなんとも女性っぽい…優美ですねぇ。
>厳しい寒さと娯楽の少ない時代。灰色のぶあつい空からこぼれ落ちる、真白き雪の美しさは、ココロ晴れやかにさせるのでしょう。その先より引き出す感性はさすが
-----
つい、声に出して詠んでみたくなりますね。
清原深養父が詠んだ雪の情景は、はらはらと淡雪が
舞ってる様では?と想像しましたが、どうでしょう?
また、そちらにもうかがいますね。 (Jan 28, 2005 10:36:02 PM)

心暖冬  
こんにちは。

頭タリン子チャンで、正直古文に無知な俺でも、「夏の夜は・・・」を知っておりました。

俺の歌はダントツに冬が多い!
山国育ちの、冬生まれだからでしょうか、冬こそ心温まる出来事が多いようです。
いずれにしろ、寒さをぐっとこらえるしかない時代にくらべ、現代は心あたたまるイベントが多いのは確かですか。
冬というと、「コタツ」「クリスマス」「おしるこ」「かくし芸」。
これじゃ暖かいわけです(笑

リンクありがとう。 (Jan 29, 2005 12:14:15 AM)

Re:心暖冬(01/26)  
すみれ想  さん
HOT LOADソウゴさん 真夜中にありがとう
>頭タリン子チャンで、正直古文に無知な俺でも、「夏の夜は・・・」を知っておりました。
>俺の歌はダントツに冬が多い!
>山国育ちの、冬生まれだからでしょうか、冬こそ心温まる出来事が多いようです。
>いずれにしろ、寒さをぐっとこらえるしかない時代にくらべ、現代は心あたたまるイベントが多いのは確かですか。
>冬というと、「コタツ」「クリスマス」「おしるこ」「かくし芸」。
・・・・・・
なるほど!身も心も温まるイベントなどなど・・・
ありますねぇ・・
意外でした。
HOT LOADソウゴさんの現代の若者の歌も聞いてみたいです。ありがとうございました。 (Jan 29, 2005 12:33:16 AM)

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