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2025.11.30

日本に「エージェント登録法」などは必要か？

カテゴリ：学び

「SeiichiTanimotoチャンネル」の続き。

井田さんの質問の概略
私は「緊急事態条項」「スパイ防止法」は、
気を付けて考えないといけないと思うが、
私は現行法では足りないところがあると思う。
日本は CIAのような
インテリジェンス専門機関がないが、
他国にはそれがあるのでバランスが悪い。
公安に果たして海外の人たちを、
専門的に取り締まれるのか？
やはり外国勢力のスパイには、
専門部署が必要だと思う。
また日本には『代理人登録法』がない。
外国から来た人たちを、日本国内で
特別な地位や特別な会合に入れるときに、
「外国政府の代理人ではない」と、
その人の銀行口座を開示できるようにして、
摘発の根拠となるものを作ってる。
（ロシア、オーストラリア、イギリス、アメリカ）
日本は何もなくて、情報とスパイに関しては
防衛力が何もないのが心配です。
これについても、谷本さんのご意見を伺いたい。

以下が谷本さんの回答の概略
今回高市政権も、
日本版CIA設置の検討を始めました。
それがどこまでいいかどうかは、
これから注視していかねばならないと思う。
金融口座の場合「マネーロンダリング」で、
ある日本の純粋な方がお金で買われて、
口座登録してそこから金が使われてる。
そのような事件がありましたが、
それを公安はちゃんとつかんで逮捕してます。
「マネーロンダリング」的なことは、
日本に捜査機関があるので、
そこが調査してると思います。
「現状でかなりいけてる」と私は思ってます。

「スパイ防止法は外国のスパイを
取り締まる法律だからいいじゃないか」
をみんなが賛成してるのですが、
「そうならない」
… それが危険だと思ってます。
いわゆる「思想犯」にまで
拡大される恐れがあり、
それを止める担保は
どこにもないのです。
ですから「危険だ」と私は思ってます。

（「どのような思想が危険なのか？」
それを決めるのは時の政権。
　つまりその政権にとって、
邪魔な人間を「思想犯」として
逮捕することも可能になるし、
一般人の考える「思想犯」とは
ズレが生じる可能性もあります。
　日本の法律の多くに「など」があり、
後でどのようにでも
解釈できる余地を持たせてるので、
内容を熟読して
様々な可能性を考えてならよいのですが、
イメージで賛成するのは危険です。）

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