ないものねだり

ないものねだり

2012.04.29
XML
カテゴリ: 薬になる野草


すいば01

(酸模 砂浮琴撮影)

酸模 (すいば) は、 タデ科 ギシギシ属 の植物。
こういう地味な 雑草 めいたものをblogに書くと、マニアだと思われるな。(笑)


あえて、 酸模 とは書いたけど、本来は 酸い葉(すいば) と書くべき。
けれども、酸模と書いても必ずしも間違いという訳ではないんだ。
何故なら、宝永五年(1708)の 「大和本草」 では酸模で "すいば" と読ませ、
「和漢三才図会」 では、俗称で "すかんぼ" という記述があるそうだ。


川


要するに、酸模は食用にも漢方にもなる植物などで、取りあげてみた。
確かに、すかんぼとも呼ばれる通り、実際に生の葉っぱは酸っぱい。


酸模は、アジアや欧州にまで分布して、田畑の畦や道端、荒地、野原など、
あちこちで普通に見られる植物で、同属の 羊蹄(ぎしぎし) より少し小さい。
えっ?羊蹄を知らないって? あらら...(汗)


羊蹄 これが羊蹄(ぎしぎし)だよ。


とにかく、春の開花する時期に地下茎を採取し干して乾燥したものを、
和漢 では 酸模(さんも) と呼び、 クリソファン酸 を含んだ 生薬 となる。
和漢として服用する場合、1日10~12gを0.5リットルの水で煎じ、
一日三度に分けて服用するとイイらしい。


近年の 薬理研究 によって、癌に効果があることで知られている。
乾燥させた根茎は、収斂、利尿、緩下の作用があって利尿、便秘、胃出血に効くし、
乾燥した花穂と全草を刻んで、熱湯を入れてお茶のようにして飲用すると、
同じく利尿、健胃、整腸、抗癌作用があるそうだ。


すいば02


食用にする場合は芽を採取し、塩茹でして冷水でアク抜きをして味噌、酢、みりんで和える。
ただし、 シュウ酸 を多く含むため、肝臓の弱い人は食べ過ぎに注意。
別に、食べたいとは思わないかな...(笑)



緑の草が生い茂った休耕田では、酸模の鮮やかな赤は目立つし、














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.29 15:16:38
コメント(6) | コメントを書く
[薬になる野草] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

砂浮琴

砂浮琴

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: