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美保関は、島根半島の東端に位置する漁師町です。
当館からはおよそ30~40分。国道431号線を境港へ、境水道大橋を渡り、橋を渡った所を左折。あとは道なりに行くと美保関に到着します。ちなみに、境水道大橋はかなり大きく湾曲した橋で海面から数十メートルという高さ・・、ちょっと怖いくらいです。
美保関に到着してまず目に入るのが多くの漁船とその漁港の風景。また、美保神社前のお店ではたくさんのイカが干されています。ああいうのは「イカの一夜干し」というんでしょうね(たぶん・・)、たくさんのイカが店先に吊されていました。
とてものどかな町で、周りを山に囲まれたこの漁港には何か「優しい」雰囲気があります。
その後、しばらく散策してわかったことですが、美保関は非常に賑やかな町だったことがわかりました。その繁栄ぶりは「山陰随一の繁華街」と言われるほどだったとか。
「青石畳通り」(写真)という小さな通りがあるのですが、そこには当時の様子を説明する案内板が所々に設置され、かつての繁栄ぶりを伺うことができます。それによれば、江戸時代には多くの旅籠が建ち並び、全国の廻船業者たちが「美保関」に立ち寄り、その疲れを癒し、また様々な娯楽を楽しんだものと思われます。
そして、近代になると多くの文人・歌人が訪れました。与謝野鉄幹・晶子、田山花袋、高浜虚子、西条八十・・。しかも、彼らの中には一度ならず、数回この地を訪れている人もいました。そして、美保関滞在時の心情を表した句や文章を残しています。
彼らの残した句などを思い起こしながら、再度この町を歩いてみるのも楽しいかもしれませんね。
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