子育て徒然

子育て徒然

2014.12.11
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カテゴリ: 育児本
図書館でこちらの本を借りました。



「なぜ日本の子どもたちにすぐにキレる子/問題行動を起こす子が増えたのか」という問題提起から、 子どもの欲求のままにさせるのではなく、我慢させることを教えなさい 、ということが書かれています。
ただ、題名通り「科学的に」説明されているかといえば、疑問符が付くところではありますが(引用データもなし、検証なし)、読みやすく参考になるところもあったので、以下自分用に覚え書き。

星0歳の間に「断念の芽」を育てる
日常の育児で、 ちょっとした「我慢や辛抱」の機会を与え、それを耐えた赤ちゃんに「よく辛抱できたね、おりこうだったね」という優しい言葉をかけ、 慈しみの心を持つ こと。
自己抑制力の基本的トレーニング は、それに関与する脳の部位(眼窩前頭皮質)の発達の臨界期を踏まえ、 2歳半から3歳までに
それには、「 十分な愛情」と「 忍耐力のトレーニング」を 同時に負荷していくことが重要。
3歳までに当該脳の部位の発達が不十分に終わると、「すぐにキレる」性格が基本的に一生涯続く可能性がある。

星子どもは大人から繰り返し体験により善悪を教えられて、初めて正しい社会性と善悪の判断力を持った人間になる→「快感原則(してよいこと)」と「現実原則(してはいけないこと)」のバランスは7:3くらいの比率がバランスが良い。
「 してはいけないこと」は 、 必要最小限 、 絶対にダメなことに限る 。 公共性、社会性 にまつわるものが主 である。(例:「人を傷つけたり殺してはダメ」「道路に飛び出したらダメ」)
ダメなことはその場で止めさせ なければ自己抑制のトレーニングにならない。
「ほめること」には「快感原則」を上回る効果があるが、ほめる場合は「 行為をほめて、人をほめない

星「怒る」と「叱る」は根本的に違うもの。
叱る目的は、いつも「子どものため」であり、 怒りの感情とは別に、親が冷静に対処しなければならない育児行為 である。 公共性・社会性にかかわるもの が大事な対象。「ダメ」なものは「ダメ」でよく、その意味が分かるのはずっと後になってから。
叱る一番大事なコツは、その場でただちに叱ること。厳しい口調で単純明快に。

対象は3歳までが最適、せいぜい小学校低学年まで。

星いわゆる 「お勉強」という一般学習については、早期教育が将来の学力レベルから見て格段に優れている根拠はほとんど存在しない 。ただし、音楽、バレエ、囲碁、将棋などの特殊な才能を必要とする分野においては早期教育が必須の条件。
最近、脳科学の進歩を歪曲して(例:シナプスの形成限界が3歳ごろまでなので幼児には早期教育が必要だ、等)あえて早期教育の宣伝に使われている傾向があるが、 幼児の一般の知能の発達に臨界期は存在してはいない 。人間が3歳の知能にとどまることなどあり得ない話である。

星人間は言葉を介してしか物事を考えることが出来ないため、使える言葉が少ないとまともな思考が出来ない。
脳の言語中枢の発達の臨界期は、7、8歳ごろ。
本の読み聞かせが有効。
「読み聞かせ」のルール
・読み手はゆっくり正確に読むことを心がけ、勝手な解説をしたりアドリブをできるだけ入れないこと。
・静かに聞くように求め、原則として質問話。質問攻めになったら物語の筋が分からなくなってしまうから。
・タイトル選び、読む順序も子供の希望に従ってよい。
・終わるときは「あと2つで終わりにしようね」などと予告する。
・多くの物語には教訓になるものが含まれているが、「あなたも○○のようになったらだめよ」などと決して念押ししないこと。この瞬間に大人の説教話となり子どもは物語としての興味を失ってしまう。

星「子どもが3歳までは家庭で母親の手で育てないと、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす」という、所謂「3歳児神話」には合理的根拠は認められない。
しかし、自己抑制力の中枢である眼窩前頭皮質の発達の臨界期が3歳までであることを踏まえると、3歳までの子育てが大事であることに変わりはない。


自己抑制のトレーニングに関して、具体例がなかったのでそこを詳しく説明してあればよかったなと思います。





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最終更新日  2014.12.11 14:07:50
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