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May 1, 2007
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カテゴリ: サッカー
同じ都市にホームを構えるチーム同士の対戦

 ところが、日本においてはさらに広義的な意味合いを持ち、 「同じ地方、都市、地区、若しくは行政的には異なる地方、地区であっても非常に近い地域、又は同一のホームスタジアムであるクラブ同士の対戦」 の事を「ダービー」と呼ぶことが多いようだ。

 一覧を挙げてみると、

東京ダービー(東京ヴェルディ1969 vs FC東京)、茨城ダービー(鹿島アントラーズ vs 水戸ホーリーホック)、千葉ダービー(ジェフユナイテッド市原・千葉 vs 柏レイソル)、さいたまダービー(浦和レッドダイヤモンズ vs 大宮アルディージャ)、横浜ダービー(横浜F・マリノス vs 横浜FC)、静岡ダービー(清水エスパルス vs ジュビロ磐田)、大阪ダービー(ガンバ大阪 vs セレッソ大阪)

 とりあえずここに挙げているものは同一都道府県内、もしくは同一市内におけるクラブチームの対戦であり、「ダービー」と呼ぶのに許容できる範囲ではあると思うが、欧州的な”同じ都市にホームを構えるチーム同士の対戦”という定義に従うならば、さいたまダービーと横浜ダービーのわずか2対戦カードしかない。

 ここから先はさらに広義的に、同一地方クラブチーム同士の対戦として「ダービー」と呼ばれている対戦カードを挙げてみます。

東北ダービー(ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形)、北関東ダービー(水戸ホーリーホック vs ザスパ草津)、関西ダービー(ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、京都パープルサンガの4チームが絡む直接対決)、神奈川ダービー(横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、横浜FC、湘南ベルマーレの4チームが絡む直接対決)、四国ダービー(徳島ヴォルティス vs 愛媛FC)、九州ダービー(アビスパ福岡、サガン鳥栖、大分トリニータの3チームが絡む直接対決)

 ここまで広義的になってくると、本当にダービーと呼んでよいのか??と突っ込みたくなるのだが、さらに意味不明のダービーマッチがあるものだから驚きである。ここまで来ると、もうどうでも良くなってくるのだが、驚きのダービーマッチを挙げてみると、

レッドダービー(鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ)、金町ダービー(柏レイソル vs FC東京)、オレンジダービー(アルビレックス新潟、大宮アルディージャ、清水エスパルスの3チームが絡む直接対決)、川中島ダービー(ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟)、多摩川ダービー(FC東京 vs 川崎フロンターレ)、温泉ダービー(ヴァンフォーレ甲府、ザスパ草津、愛媛FCの3チームが絡む直接対決)、京阪ダービー(京都パープルサンガと大阪勢の対戦)、阪神ダービー(ヴィッセル神戸と大阪勢の対戦)、海峡ダービー(ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス)、野田線ダービー(大宮アルディージャ vs 柏レイソル)、常磐線ダービー(柏レイソル vs 水戸ホーリーホックおよびベガルタ仙台 vs 水戸ホーリーホック)、甲州街道ダービー(FC東京 vs ヴァンフォーレ甲府)、富士山ダービー (清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府)、ITダービー(東京ヴェルディ1969 vs ヴィッセル神戸)、自動車ダービー(浦和レッズ(三菱自動車)、横浜F・マリノス(日産自動車)、名古屋グランパスエイト(トヨタ自動車)、サンフレッチェ広島(マツダ)の4チームが絡む直接対決)、紫ダービー(京都サンガF.C. vs サンフレッチェ広島)

 ここまで来てしまうと、歴史、名物、ユニフォームの色、鉄道路線、道路、スポンサー等何でも良いから共通項目があれば「ダービー」と称しているように感じてしまう。

 ダービーとはもっと神聖であるものでしかるべきであり、ここまでダービーマッチと称される試合が多いと、ダービーとしての価値が下がってしまう。

 さらに、誰もが気が付いていながら、恐ろしすぎて口にも出さないだけだと思いますが、この法則に従ってしまうと、

”関・東・ダービー”はJ1,J2関わらず、毎節のように何試合も開催されていますから!!(笑)

 ということで、色々と注目を集めたい気持ちも分からないでもないですが、サポーターの皆さんも、メディア関係の皆さんも、「ダービー」という言葉を軽々しく使って欲しくはないと思います。


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