葉山まなびや物語

葉山まなびや物語

プロフェッショナル


校長荒瀬氏を取り上げていた。

 雑誌「潮」9月号にも堀川高校が取り上げられていたが、
具体的な成果があまり記憶に残っていなかった。

 今日の番組でわかったことは、大学進学率が驚異的な伸びを
示したことが話題になっているが、特に受験対策をしたわけ
ではないことが強調されていた。

 最近の公立高校の受験対策は、大手予備校の名物教師を
招いて授業をさせてみたり、夏休みの特別補習に力を入れて
みたりと、受験に直接役立つだろうことを次から次へと試みて
いる。

 しかし、堀川では全くそういうことをしていない。
 「探求科」という科を新設した。

この科は、自分のテーマを決め、専門的なアドバイス(大学院生など)
を受けながら、ねばり強く学問として極めていく活動だ。

 この活動により、自分が本当に学びたいこともはっきりしてきて、
大学への進学が実感を伴ったものになるし、基礎的な科目も
受験にとって必要、ではなく、自分の将来の学問に必要だと思える
ようになったという。

 たまたま、今日、「キャリア教育」について、友人と話す機会が
あった。

 早い段階から、職業を意識して、自分の将来を見通すことで
進学や勉強への意欲づけにしようという考え方だ。

 今までは、それなりに必要な活動かも・・・・と考えていたが、
今日の番組を見ていて、はっと気づかされた。

 学校って、勉強するところだ。学問を楽しむところだ。
とことん、学びを極めていくことから、将来、自分が社会と
どのように関わっていこうかという姿が見えてくる。

 表面的な「子どもにもできる職業体験」では、本当の
厳しさ、苦労というものは経験できないだろう。

 何となく、楽しかった。では、学問を追究していく力とは
なり得ない、と思った。

 改訂が行われている「指導要領」では、キャリア教育も重視されるだろう。

 総合的な学習は減る。「探求する」楽しさと厳しさを会得するチャンスが
減ることになる。

 やはり、地域での「アフタースクール」が必要になってくる。

(2007年10月)

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