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2008年03月18日
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タリオ

神父の服を身にまとう桜庭那臣は、ルキヤと龍星の暗殺の仕事を管理している。そんな彼に組織内No.2で好敵手の鷹司貴誉彦は執着していた。淫らな恋の駆け引きに心と身体を溶かされた桜庭は、鷹司と恋人同士となる。その後、鷹司の仕事を手伝うことになった桜庭。そんな彼の前に、夜刀と使徒のダンテが現れる。知らぬ間に闇の領域に踏み込んでしまった桜庭だが―。

『背徳の聖者たち』から『homme fatal 運命の男』、『トライアングル』と続く4作目となります。「目には目を」という同害報復を代行して行う秘密結社タリオの幹部桜庭を主人公としたお話で、時代的には近未来の設定です。

今回扱ってる事件は、双子の妹と婚約者を3人の暴走族に惨殺された事件なんですが、なかなか仕返しシーンに物語が進まず、70ページ辺りまで2カップルの淫靡な世界が繰り広げられていて、とりわけ主人公桜庭は凄い。愛する鷹司が出張で傍にいないからって、携帯画面に向かって一人Hを繰り広げて悶えるとは、さすがのあたしもタジタジです。

ようやく報復のためターゲットの一人である双子の姉への仕掛けが始まり、鷹司と桜庭両チームが動き出しますが、合間を縫うように今度は鷹司の使徒ドールが桜庭の下半身に奉仕しております。桜庭は鷹司と愛し合ってるんですが、ドール(鷹司の使徒)と3人で楽しんだこともあり、嫉妬の権化のような鷹司も自身のクローンであるドールには妬かないようです。なんだか不思議。

姉へのひっかけが終わった後は、3人の加害者への報復処置のシーンに移り、タリオのメンバー達は右腕を引き千切られた婚約者と輪カンされその部分に河原の石をたくさん詰め込まれた妹が投石によって殺害されたのと同じ状態に3人を仕上げ、殺害していきます。直接手を汚すのはドールやルキアたち使徒で、ナニに火箸を差し込んで縦割りするだとか、腕は棒状のもので捩じ切るだとか訓練された彼らは淡々と処置していき、最後は殺害現場から採取してきた石を逃げる加害者へ死ぬまで投石。描写が細かく、エグすぎてドンビキです。。。。

濡れ場は多いし仕事は気持ち悪いしで、このシリーズを続けて読むのはもう無理かな~と思い始めたころ、新しい展開として、タリオのほかに代行報復する秘密結社の存在が疑われる事件が同時期に数件おこり、鷹司たち幹部の招集がかかって続きが気になるラストになっています。過去を未だに引きずっている桜庭にからむ新キャラ夜刃とダンテがどう動くのかも興味がありますし、やっぱり次も読むぞと思い直したのでした。






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最終更新日  2008年03月18日 12時14分53秒
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