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2008年06月10日
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カテゴリ: 剛しいら

2008年5月発売ノベルス狼伯爵 ~永久のつがい~

撃たれた狼を助けた獣医の良宏。ある夜、狼は美貌の男へと変貌し、番となる同族の良宏を探していたと告げる。その男・カイルは百年程前、狼伯を継ぐ者として生まれ、儀式を経て人狼となったという。驚愕する良宏だったが、言われるがまま逞しい体に噛みつくと甘美な興奮を覚えた。さらに、それこそが番の証だという、体だけでなく心までも繋がる“同調”によって、深い悦楽を教えられる。己に眠る人狼の血に目覚め始めた良宏。だが、人狼ハンターが迫り・・・

タイトル通り、人外、人狼のお話です。沙野さんの『獣の妻乞い』がドキドキものだっただけに、とっても期待しながらも同じような感じなのかなとも思ったりしていましたが。内容は全く違っていて、こちらは伝説で出てくるような、吸血鬼なんかと並び語られる狼人間のお話で、簡単にいうと、狼伯爵が番となる狼人間を捜し当て、他の人間との相違に気がつきながらもまさか人狼だとは思い至らなかった受を、正しい人狼への道へH込みで優しく導くというスジです。

ここに、人外のものを総て敵だとみなし抹殺しようとする、バチカンが差し向けるハンターとの戦いが絡んでくるわけですが、中盤明らかにされる受の祖先とまだ若かった狼伯爵との出会いと別れが、いい味のスパイスになっていて、涙がぽろり。

『人』を捨てることの迷いと怖れが捨てきれず、狼伯爵が祖先の身代わりとして自分を欲したのかと疑う気持ちもあり、一度は狼伯爵のもとを離れようとする受ですが、再び襲ってきたハンターから身を挺して守られついに決心します。

エロっぽさはなぜかあんまり感じなかったです。
牙に感じるところがあって、興奮するとお互いを噛みあうってところがのれなかったのかもしれません。狼だったかどうかは定かではないんですが、マウンテンしている♂が♀の首筋を甘噛みしている映像を、昔TVでみたことがあるのを思い出しつつ読みました。TVでは、途中で♀に逃げられないように噛むんだと言ってたような気がしますが。

終盤に狼伯爵をロンドンへ呼びにきた特使ってことで、日本人風の大柄な同属の男が現れますが、これはもしかして、『月の秘密』の太地じゃなかろうかと思うんですが、どうでしょう?
作中に『美男の逆襲』のローランドも登場していて、こちらの本はまだ未読なのでがんばって手に入れようとしています。







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最終更新日  2008年06月10日 09時55分56秒
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