子を育てて自分も育つ

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願書の準備～入学許可通知が届くまで

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2006.09.23

山あり谷ありの連続を何とか乗り越える度に
少しずつ母親の風格が増してくるようになったと思う。
大変な思いをして子供を産めば確かに母親にはなれるけど、
もっと大変なことが待ち受けているのは産んだ後。

･･･なんて言ってしまうと出生率が下がってしまうかな？

でも、事実だから仕方がない。
私とて動物好きでマロンちゃんを溺愛してはばからないし
動物にも感情があると私は信じて疑わないけれど、
マロンちゃんを育てるのは信じられないほど楽でいい。
私の意のままに愛情を注いで大満足できるし
マロンちゃんもそれを望んでいるので、双方合意で問題なし(ﾟДﾟ)ﾉｧｨ

しかし人間の子は･･･自分が産んでも別の人格を持つ一人の人間。
決して親の意のままにはならないし、また、してはいけない。
束縛しすぎても放置しすぎしてもよくないし
厳格すぎでも甘やかしすぎてもこれまたよくない。
その子に合った「適量」を見極めて子育てする。。。
これは16年経とうとしている今でも、実は暗中模索の状態なのです(σ´・ω・)σ

最近の息子は「魔の中学生時代」から抜け出したせいか、
憑き物が落ちたように落ち着きを取り戻している。
それでも、私が「片付けなさいよ」と小言を言えば
「うるせーな(｀･ω･´)」と口ごたえをするけど(苦笑)

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自分の音楽の好みと私の影響もあって、
息子は髪を染めてピアスもたくさんつけている今時の子(笑)
しかも、雑誌を持ってきて「お母さん、こんな風に染めて^^」と言われれば

(＞Д＜)ゝ”ﾗｼﾞｬｰ!!

と息子の髪を染めてあげる母親なんですね、私。
ピアスも禁止した挙句、友達同士の間違った知識で開けられるなら
ちゃんと心得ている私が開けてあげた方がいい。
第一、髪を染めてピアスをいくつ着けたって
その子の人格が180度変わってしまうわけでもないし。

確かに、万人に受け入れられるスタイルではないけれど(苦笑)
バイトも採用してくれる先が限られてくるし。

今行っているバイト先のマネージャーさん&店長さんは
「そうか～、そういうバンドが好きで、
君もベースを弾いているんだ^^だからその髪とピアスなんだね。
それも君の個性だよね。僕はいいと思うよ。
でも、うちは接客業だから、もしもお客さんからクレームが来たら
髪は黒くしてピアスもはずしてね。」
と言ってくれたということだ。
面接の時点で自分の外見を否定しなかった大人は彼らだけらしく、
そんな彼らの期待に応えるべく、せっせとバイトをしている。

私も私で
「万人受けするどころか、
むしろ引いてしまう人が多い外見なんだから、
その分仕事でカバーしなさい。
お店の人たちやお客さんには謙虚な態度でいること。
愛想よくきちんと挨拶をすること。
で、あなたを認めてくれた人に感謝するのよ。」
と息子に言った。

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否定したり意にそぐわないものを排除してしまうことの方が簡単。
これは、相手を見下して支配しようとしていることの現われだと思う。
でも、それは人の心にダメージを与えてしまうし
相手を攻撃的にさせてしまう一因にもなる。
話し合いをしようとしても気持ちよく応じてはもらえない。

異質なものの長所を見る努力をし、
それを受け入れる柔軟さを会得したとき、
人間的にも少し大きくなれたような気がした。

もしも子供がいなかったら、
おバカな私は一生気づかなかったかもしれないと思うと、

「子育ては自分を育てる」

ホント、産んでよかったんだなと思うと同時に
山と谷をふんだんに与えてくれる息子に感謝しないといけないかも(苦笑)

･･･単なるボヤキなのでスルーしてくださいませ(・∀・)ｽﾝｽﾝｽｰﾝ♪

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