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January 22, 2006
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Girls Talking★


メールや検索やショッピング ホームページ作成 である。また、液晶テレビが目にいい私には、 パソコンテレビ「Gyao」 などは助かる。 DVD 鑑賞 も楽しい。

 また、いろんなプロバイダーのサイトには、 「翻訳」サービス もある。業者の「翻訳ソフト」を買わなくてすむので、これは気軽でいいと、最初は思った。だが、 この「翻訳」サービスは、案外曲者 なんである。

 大学で、英文を書かせる課題があるが、これを学生に課すにあたって、 「インターネットの翻訳ソフトは使わないように」 との指導上注意事項が言い渡された。私は、最初は 「自分で書く力がつかないから、インターネットを警戒するんだろう」 と呑気に考えていた。

 だが、こういうサービスで、自分で試しに翻訳したい文章を入力し、「日本語⇒英語」を選択し、「翻訳する」をクリックすると、 「この英語はなんじゃ?」 というような英文に化ける。例えば、こんな具合なんである。


 ● 私の親友は美穂。小学校からの仲良し。毎朝、彼女と携帯でおしゃべりするのが日課みたいになってる。大学では専攻が違うから、一緒のクラスじゃない。でも、講義が終わると、必ず携帯で連絡したり、メールしたり。こんな毎日が結構楽しい。美穂がいなかったら、私どうなるかな。

The friend of my bosom is Miho. Friend from elementary school. Chatting by carrying with her becomes like the daily work every morning. Because the major is different, it is not the same class at the university. However, whenever the lecture ends, it reports by carrying, and it E-mails. Such every day is considerably happy. My when there is no Miho.

 出できた英文は、 「まあこれでいいか」 とか 「なるほど、こう表現すればいいな」 というのは全体の3割ほどで、 残りは「どうしてこんな奇怪な文章になるの?」というほどシッチャカメッチャカ なんである。

ちなみに、私が手直ししたのが、次の英文である。

―My bosom (best)friend is Miho. She has been my good friend since our elementary school days. Chatting by my mobile (a mobile phone) with her every morning becomes like my daily routine. Because her major is different from me, we cannot be in the same class at the university. However, whenever the lecture ends, I always get in touch with (exchange communications with) her or send her E-mails by my mobile. I feel such every day considerably happy. What should I do without Miho?

 最初の「私の親友は美穂。小学校からの仲良し。」が、翻訳ソフトでは "The friend of my bosom is Miho. Friend from elementary school." となっている。意味が通じないわけではないが、ちゃんとした英文になっていないではないか。 ここで問題なのは、"The friend of my bosom"という表現と「主語+述語」という構造がないということ なのだ。

 また、 "Chatting by carrying with her" というのでは、"carrying" が変だ。こんな言い方はない。 「携帯電話」は、"the mobile" か "mobile phone" が普通 なんである。(欧米圏では "cell phone" が普通である。)

それに、 Because the major is different, it is not the same class at the university." も大体の意味は分かるが、英語としてはすっきりしない。なぜ「一緒のクラスじゃない」に "it" を使うんだろう。主語はここでは「私と彼女」のはずなのだ。

"it reports by carrying, and it E-mails." ...これも相当おかしい。「(講義が終わると)必ず携帯で連絡したり、メールしたり」の英訳がどうしてこうなるのか? この某プロバイダーの翻訳サービスでは、主語がメチャメチャ

 主語はここでは「私」だし、「携帯で連絡する」は、 "I always get in touch with (exchange communications with) her by my mobile." となるべきで、「携帯でメールする」は、 "send her E-mails by my mobile" とするべきなのだ。

 最後の "My when there is no Miho." は、 「ハチャメチャ英文総仕上げ」 みたいである。「美穂がいなかったら、私どうなるかな。」に対して、これはもはや「英訳」といえないんじゃないか。 まるで英語の苦手な学生が、単語を並べ損なった英文みたいだ

 「私どうなるかな」というのは「私はどうすべきだろうか」と考えて、 "What should I do without Miho?" か、 "Without Miho, I can't see what to do." とするのが適切ではないだろうか。

 インターネットは至極便利であるし、今や 「なんでも来い」といった万能マシン みたいである。そのインターネットでも、できないことがあるものだ。なぜ「翻訳サービス」は、こんなに質が悪いんだろう。

 女の子の独り言みたいな日本語ではなく、 きちっとした「文章語」で書かれた日本語なら、英語の構造を立派に備えた英文に訳してくれるか ―といえば、それもどうか?というほど変テコな英文が出てくる。これでは「サービス」とは言えないのではないか? この翻訳プログラムを作った人は、「正確かつ適切な英文」が出てくる努力を怠った のだろうか。

 自分であれこれ試してみて、ネットの「翻訳」のまずさを発見した私は、大学側が心配していたことに「なるほど~」と合点がいった。こんな「ネット翻訳」に頼るようになると、 「自分で英文を書く力がつかない」だけでなく、「自分の英訳はこれでいいんだ」と、まずい英文を本当の英文と誤解してしまう

 結局、「英文が書けるようになる」には、機械に頼らず、自分でこつこつ勉強するしかない。 なるべくたくさんの英文を読み、音読し、英文のリズムや構造を理解することが早道だ と思う。英語のリズムは、ラジオやテレビの英語講座を利用するのがいい。後は、電子辞書を手元に置くか、辞書ソフトをパソコンにインストールするかだ。

 私が現在パソコンにインストールしている辞書ソフトは、 アルクの「学辞郎」と朝日出版の「E-DIC」 である。アルクの方は、"Personal Dictionary for Windows" と「ロボワード」とに分かれている。「ロボワード」は用例が少ないが、すべて検索した単語は発音してくれる。

"Personal Dictionary" の方は、用途が広い 。日本語を入力すると、その正確な英訳が(単語単位で)示される。その単語を用いた例文も多い。英文を書く際、こちらの方が重宝する。

「E-DIC」は、自然な会話の例文がとても豊富 。アメリカ英語の俗語表現も分かって面白い。会話をしたり、日記を書いたりするのにはちょうどいいという感じの辞書だ。

 それにしても、日本人の私たちが、自然な英文を書くということは、なかなか簡単にはできないと思う。特にビジネスレターや、商品説明書の翻訳などとなってくると、その専門の学習書や参考書がどうしても必要になる。

 今は、SOURCENEXT 社では、「本格翻訳」というソフトを出しているが、これはビジネス向きの用途に用いられるようだ。普通の日常的な英文を書くには、やはり一番良いのは、 高校や大学で使った教科書をおさらいするか、NHK などの講座テキストを活用するのが早道ではないか と思う。 何事も「急がば回れ」だ






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Last updated  February 10, 2006 09:52:51 PM
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