ユウ君パパのJAZZ三昧日記

　　　仕事を早めに切り上げて、井上銘グループのライブ。

 井上銘はJazz ConversationというinterＦＭの番組の「Meet the Star」(2012/03/11、第94回）というコーナーで知った若手のギタリスト。このコーナーで初めて聴いた瞬間、「コイツは凄い」と思ったのは寺久保エレナ

とこの井上銘の二人だけ。寺久保エレナさんのライブも新宿＠PitInn、六本木＠Alfieと2回参戦してますので、本日の横浜みなとみらい参戦でお二人のライブは2回ずつ参戦。今、井上銘さんは今ボストンのバークリー音楽院に留学中なので一時帰国を利用してのツアー。7月の頭に同じMotion Blue Yokohama　にママと一緒に行ったので、急遽ママを誘いましたが、「体調が悪い」とのことでパパ一人寂しくMotion Blue Yokohamaへ。夏のMusic Feeより高いのが影響したのか、お客さんの入りは夏よりもかなり少な目。まあとても寒いので、引き籠っているのが本当の理由か。きっと素晴らしいライブになりそうなのに、勿体ない。私的にはお客さんの入りが少な目なので、ライブ開始直前に入っても、とても良い席に座れたのでラッキーでしたが。
　　　ハイネケンを頼んだところで、ライブ開始。一気に2曲、演奏したところでメンバーとどう知り合ってどうグループを作ったかのお話。そのお話の中でベースの若井俊也がこれまた結構有名なジャズピアニストの若井優也と兄弟だと初めて知った次第。言葉数は少ないけど、井上銘の爽やかな人柄の分かるＭＣ。「ファースト・トレイン」や「ガネーゼ」のお馴染みの曲も良かったですが、グループではなくソロで弾いた「Alfie」、「But Beautiful」、「My favorite things」、「Over the rainbow」、「Your Song」はどれも静かだけれど力強く、しっとりとした感じで、素晴らしかった。「Alfie」の演奏の後、歌詞の内容をＭＣで語った感じは井上銘さん、「人生の機微分かってますな」って感じで好感を持ちました。ピアノの泉川貴広は夏よりも抑えめで、今日の感じの方が良かったです。泉川さんにはライブ直後、握手してもらって「汗一杯」の手で何となくそれだけで実直な人柄が感じられて、良かったです。今日の泉川さんは抑えめでしたが、やはりとてもホットな人みたい。

　　　　ちなみに、Music Feeと飲食（ビール＆パスタ：ニョッキ）とサービス料で約6千円也。ニョッキはマヨルカ島で食べた以来。美味しかったですが、ビールをもっと飲まそうという魂胆か、やや辛すぎ。サービスで一番驚いたのは、中休みの直後でニョッキをオーダーしてMotion Blue Yokohamaの窓からベイブリッジを見ていたホンノ数分でニョッキが出てきた素早さ。お客さんを待たせないというサービスの基本が徹底されてました。早いだけでなく、ニョキの上の半熟卵も良いトロケ度合いで、ニョッキ自体とてもアツアツ。お腹も心も幸せ満点のライブでした。