2022.07.16
カテゴリ： 落語
ダブルヘッダーの第一試合は亀有のリリオホールで、 五街道雲助一門会。
贔屓の白酒さんは「鰻の幇間」。白酒さんの「鰻の幇間」は初めてかも？ 三三さん、一之輔さんの「鰻の幇間」もイイが、今日の白酒さんは随所に細かい工夫があって、「本寸法」。マクラで、雲助師匠が「美味しい肉団子弁当」に釣られて「トリ（大掃除役）」を引き受けた内幕を語る。事実は分からないが、何となく雲助一門のホンワカさが分かる。ちなみに、「肉団子弁当」と海鮮弁当を選べたようだが、白酒さん、馬石さん、龍玉さんは師匠に倣って、皆「肉団子弁当」を選んだ由。
馬石さんの「松曳き」は初めて聴く噺。端正で流麗な話運び。「妾馬（八五郎出世）」と粗筋はほぼ同じで、短めにした塩梅。一昨日の7/14が馬石さんのお誕生日だったようだが、雲助一門で誰一人「おめでとう」と言わない次第。
「トリ（大掃除役）」の雲助師匠は正に「本寸法」の「もう半分」。唄や踊りの素養が無ければ、出来ない境地。 志ん朝さん 、 小三治さん 、 十代金原亭目馬生さんの「もう半分」 がYoutubeにあったので、復習したい。雲助師匠の師匠の馬生さんの「もう半分」は殊に楽しみ。
《2022 Jul 16th Sat / 五街道雲助一門会@かめありリリオホール》
一．開口一番「つる」桃月庵あられ
一．「もぐら泥」蜃気楼龍玉
一．「鰻の幇間」桃月庵白酒
仲入り
一．「松曳き」隅田川馬石
参考）今、調べたら一門会で雲助師匠がトリを取るのは、十年振り。
2012年10月10日 五街道雲助一門会＠横浜にぎわい座
たらちね／柳家緑太
粗忽の使者／隅田川馬石
錦の袈裟／桃月庵白酒
仲入り
鮑のし／蜃気楼龍玉
つづら／五街道雲助
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最終更新日
2022.07.18 01:13:38
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