ユウ君パパのJAZZ三昧日記

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syoukopapa

2024.08.28

伊藤園お～いお茶杯第65期王位戦七番勝負第5局が8月27・28日の両日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で行われ、藤井聡太王位（竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖）が挑戦者の渡辺明九段に勝利。シリーズ成績4勝1敗で、防衛5連覇を達成した。この結果、藤井王位は史上4人目の「永世王位」資格保持者に。22歳1カ月の最年少で、棋聖に続く2つ目の永世称号を獲得。

第3局目までは渡辺さんが押していただけに、5局だけで王位戦が終わってしまって残念。

序盤、渡辺さんが3連勝でもおかしくなかった内容だった。

【渡辺さんのコメントより抜粋】
伊藤園お〜いお茶杯王位戦、1勝4敗で敗退しました。第2局を終えたところでは今までの番勝負よりは戦えてる気もしましたが、そこから藤井王位のデキが尻上がりに良くなっていって、結局はいつもと同じ感じのスコアになりました。

4局目、5局目は序盤研究も含めて、いいところがなかったのは実力通りとはいえ、残念です。 3局目までは序中盤の分かれだけ見れば、今までよりもやれていたかもしれませんが、終盤力に差があるので多少、先行できても勝ちきれなかったです。せめて1局目を勝ち切れる力があれば、もう少し番勝負が続いたかもしれないと思うと、無力さを嘆くよりありません。

第5局は、後手の渡辺さんが雁木を志向。先手の藤井君が急戦から動き、渡辺さんも負けじと角を手放し難しい中盤戦へと突入した。渡辺さんの攻め、藤井君の受けの構図となった対局2日目。

繊細なかけ引きの中で角を取り、歩を打つ踏み込みを見せるとペースを掌握。ねじり合いの中から後手陣攻略のポイントを着実に積み重ねていった。終盤戦では渡辺さんが一時挽回したものの、端角から鉄壁の守りを築いた藤井君に隙はない。冷静に後手を押し切り、勝利を飾った。