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アキハバラ的散財生活
「ダグラム」
歴史観を巡る父子の相克~「太陽の牙」の「歴史」とは!?
今日は「父の日」でした。いろんな作品で「父」というのは描かれていますよね。
昨日の日記で高橋良輔監督を取り上げたら、意外な反響でしたので、急遽監督の代表作「太陽の牙・ダグラム」を取り上げることにします。誰ですか?「ロボットアニメ版・美味しんぼ」とか言っているのは!?
ガンダムの放送が終わってから1年半、ポストガンダムをのぞむメーカー(この場合はバンダイではなくタカラ)の思惑、テレビ局にとってはガンダムの監督を担ぎ出したイデオンよりも、ガンダムライクな世界観(リアルな未来兵器が出てくるミリタリーもの)を切望していた思惑(この場合は東京12チャンネル(現:テレビ東京))があって、メカデザインは当然のように大河原邦男が指名で抜擢されましたが、ドラマメーキングは消去法で高橋良輔が選ばれたようなものでした。
しかしながら、高橋良輔が「魂入れ」をしなければ、はたしてダグラムがここまで「記憶に残る作品」になったかどうか疑問です。
(もっとも冗長なドラマ故、再放送されにくい、というのもあると思いますが)
まずざっとこの作品の世界をおさらいしておきましょう。
地球は...7つの地域を州としてまとめた連邦を形成していますが、民族的・地域的な問題により必ずしも足並みは揃っていません。
資源が枯渇していた地球は太陽系を探索する内、ワームホールというワープ出来る穴」があることに気付きます。これを使って得た植民星が舞台となるデロイアです。Xネブラと呼ばれる2連星の恒星を持つ惑星系であるため、緯度に温度差が激しいだけではなく、磁気嵐による精密機器障害が顕在化してしまうため、資源はあるが人は住まない土地としてしばらく放置されていたのです。
そんなデロイアも次々と入植者が入り、デロイア訛りが認識されるようにまでなります(地球人とデロイア人の人種的な差は不明...ですが、見ればお互い違いはわかる程度のようです)。次第に経済的な格差があるデロイアでは、独立の機運が高まってきています。
そんなとき、デロイアに駐留している第8軍がデロイアでの議会開催で訪問していた地球連邦評議会議長ドナン・カシムを人質にする事件が起きました。ドナン・カシムの末弟クリン・カシムは、その救出作戦に無理矢理参加しますが、そこで見た父親の姿は彼の正義感に火を付けることになります。それは第8軍の司令官とともに、密約を交わして本当の独立支持者を一網打尽にする作戦だったからです。
「第8軍はあくまでもデロイアを8番目の州として認めて欲しかっただけ」という詭弁が受け入れられたため、独立運動の活動家達が蜂起前にたちまち捕らえられる、という事件がデロイア全体に巻き起こります。(これもドナン・カシムの政治力なんですよね)
ドナン・カシムのやり方の理不尽さを訴えるためにゲリラ組織に身を投じることにしたクリン・カシムは、旅立つ直前に父親に面会します。(というシチュエーションだと思いました)
しかし、ドナンから見ればクリンはまだまだ青臭い子供に過ぎません。オドオドと要領を得ないながらも、デロイア独立の正当性を説くクリンに対して、ドナンはクリンを一喝します。
「おまえとは歴史が違う」
ここでこの父子の面会は終わります。
歴史が違う...とは一体どういうことだろう?私の疑問は一向に解決しないまま、番組は最終回を迎えました。6クール1年半にわたる放送でした。
ゲリラに身を投じたクリンは「地球人でありながらデロイア人に味方をする」男であり、ゲリラの象徴である「ダグラム」のパイロットであり、精神的な指導者サマリンの息子として認識されます。
第8軍の蜂起時に一網打尽になったゲリラ組織は再興され、第8軍の動きを封じ、ついにデロイア人民共和国政府を樹立するに至ります。ゲリラ中心の雑兵集団から第8軍の軍備・人員を受け入れて政府軍の様相を呈する事が出来ました。(もともと第8軍はデロイア人が多かったんですね)
そしてワームホールの宇宙港がある北極ポートに人民軍は進撃します。守備にあたっていた第6軍との戦闘が始まりましたが、圧倒的に連邦側が不利でした。そこで高等弁務官ラコック(ドナンの腹心だった男)の工作活動により、人民政府内で小さなクーデターが発生します。そのため、人民軍は進軍停止および武装解除、第8軍はデロイア政府軍として再編成され、サマリンの下にいたカルメルが傀儡政権の代表となるのでした。(サマリンは革命裁判のため、逮捕されます)
...とさすがにNHKの大河ドラマより長いだけのことはありますが、ひょっとしたらこういうストーリーだったのか...なんて今頃気付いた人もいるかもしれません。
さてドナン・カシムが言った歴史発言ですが...「歴史観」と置き換えてみるとよくわかるのではないかと思います。
ドナン・カシムの歴史観は「強者の論理」とも言うべき世界観から成り立っています。いつの世も少数の犠牲は付き物だが、多数派の安寧が保たれていればそれでよし、とする「帝王学」なのです。
クリン・カシムの歴史観は「弱者の論理」とも言うべき世界観から成り立っています。いかなる場合でもすべての人の幸福のために政治が動かなければならない、というコスモポリタン的な世界観なのです。
この父子が目指すべき社会はあるいは結果として同じだったのかもしれませんが、曲がることなく初志貫徹をするあたり、さすがに「父子」と思ってしまいます。クリンにはお兄さんが2人いますが、ドナンはクリンを一番買っていたように見えます。
2002年6月16日(日)
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