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オカリナおんらく教室

yossi-2312さん

2012.01.25

糖尿病と認知症を持っている、実家の母。

数値にしろ
目に見える症状にしろ
最近どんどん悪くなってきています。

私自身、処方されている薬に
疑問を感じたりもしているのだけれども。

私は離れて住んでいますから、
実務的な面では、基本的には
父と妹の考えに従うようにしています。

いったい本当の原因はなんなのだろう？
とずっと考えていたのですが。

つい数日前、
ふと気づいたことがありました。

母は・・・
自分のことを大切にしていないのです。

お医者さんや家族がいくら

「薬をちゃんと飲め」
「規則正しい生活をしろ」
「バランスの取れた食事をしろ」

などと口を酸っぱくして

母がまったく聴く耳を持ちません。

自分の身体のことなのに。

いくら意地っ張りだからといっても
どうしてここまで
むちゃくちゃを続けるのだろう。

長生きなんか、しなくていい。
好きなものを食べて死ぬほうがいい！

冗談交じりとは言え、
そんなことを言われても・・・

怒りを通り越して
悲しくなるばかりです。

仕事人間だった父も
ようやく引退間際になって。

夫婦で旅行に行く時間、
母と一緒に過ごす時間を
取れるようになりました。

その矢先に発覚した、糖尿病。

そしてその数年後に始まった
認知症。

まだ元気だった頃に
なにを思ったのか自ら仕事を辞めて。

子供も猫も大きくなって
世話を焼く相手がいなくなり・・・

キツい言い方ではありますが
「必要とされること」を必要としている母は、
生きる張り合いを
失ってしまったのでしょうね。

ならば・・と、
なんとか母に生きる意欲を持ってもらおうと
画策してみたものの。

結局うまくいきませんでした。

それはそうですよね。

だって、私は、
それが相手のため、という動機だとしても、
母のことを
コントロールしようとしていたのだもの。

生きる意欲を持とうと持つまいと
それは母の勝手なのに。

私は自分の思う通りに
母を動かそうと、変えようと
していたのだもの。

そんなことに気づき、
さらに探り続けて見えてきたのが・・・

母が自分のことを大切にしていない、
ということでした。

そしてそれは、
私自身を映し出してもいたのです。

もしかしたら、私だけでなく、
父や妹の、そんなところをも
指摘するものだったのかもしれません。

それならば、まずは私が
自分のことを大切にしよう。

これまでも以前と比べれば、ずいぶん
大切にするようになってきていたと
思うけど。

それでもまだ足りないらしいから(笑)
もっともっと、大切にしよう。

折りしも、最近は、
『ヒトのことよりも、自分のことを！』と決め、
実行に移していたところ。

ともすれば
ヒトのために動いてしまいがちになるところを
ぐっと抑え、
自分のことを優先するようにしています。

自分のことを大切にする。

これが私の身についたとき、
母は今度は
なにを見せてくれるのでしょうか。

終わらない。

親も、子も。

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