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2017.07.24
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テーマ: 素敵な人(70)
カテゴリ: 素敵なひと
きのうの朝、南北線の とある駅でのこと。


休日ですし、
ちょうど、上りも下りも 電車が 行き去ったばかりだったためか、
人も まばらでした。

椅子に座って待つつもりで
私が ホームの端を歩いて 移動していると、
あちら側から 運転手さんっぽい感じの 駅員さんが 歩いてくるのが
見えました。


私、こういうとき(駅のホームでも、歩道でも)

車線変更しているんです。

このまま歩いていけば いずれ すれ違うんだけれども、
そのとき、相手が そのまま(ズレる必要なく)
歩いてこられるように。


このときも、私は、駅員さんが 歩いてくるのが 目に入ってすぐ、
すっと 後ろを確認し、
自分の歩くコースを 変更しようしていました。

が、その ほんの一瞬前に、
しかも、彼と私との間には まだ かなりの距離があったのにも
関わらず・・・

駅員さんの方が さっと 外側にずれて、

してくれたのでした。





駅員さんにしてみれば、
相手は お客様ですから、自分が ホームの端側に ズレるのは
当然のことだったのかもしれません。

けれども、常日頃、

私としては・・・

(もちろん、無意識のうちにとはいえ、自分が進んでやっている
ことであるのは 承知の上で、ですけどね、
譲られる前に譲ってしまう 自分の性(サガ)に やるせなくなる
ときだって、あるわけで。)

(ひとって、ほんと、ほんの些細なことにでも、
自分の持つナニカを、いろいろ、そして 見境なく
投影しているものなんですのよ。)


あ、ハナシが ズレちゃった。

まぁ、そんな、
自分の行動でもって、自分の中の無価値観を いちいち 刺激しては
何度も 確認を続けている、
我ながら めんどくさいヤツである、私としては・・・

そんな 駅員さんの 人間としての さりげない優しさが、
なんだか いつまでも じわじわと 嬉しかったのです。


彼の、その ほんの数センチの移動が、
朝から疲れていた私を、元気にさせてくれたのでした。


ありがとうございます。





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Last updated  2017.07.24 17:39:36
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