魔女の隠れ家

魔女の隠れ家

2006年01月05日
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カテゴリ: 時代小説
佐伯泰英さんの『変化』(講談社文庫)を読了しました。

変化

安政地震の報に、旗本座光寺家の江戸屋敷へ信州伊那から駆けつけた若者本宮藤之助。だが放蕩者の当主・左京為清は焼失した吉原で妓楼の八百両をくすね、女郎と消えていた。武家の面目は、天竜川で鍛えた藤之助の豪剣に託された。座光寺家の使命を知った藤之助は、ついに主殺しを決意するが!?待望の新シリーズ


「交代寄合伊那衆異聞」シリーズですね。
直参旗本ながら参勤交代を強いられる旗本34家のひとつ、座光寺家。
千四百石の禄高では大変なこと。
伊那衆でぐぐってみると、その歴史は古く足利幕府まで遡るようです。
武田信玄と戦ったのち軍門に下り、武田が倒れたのち家康について関が原でも参戦したそうです。

もちろんこの「交代寄合伊那衆異聞」はフィクションでしょう。
でもありえるお話ですね。いや、あったと考えたほうが面白い。

将軍は13代家定、黒船が押し寄せ徳川幕府の落日がそこまできていた時代。

ところが養子に入った当主が家宝を持ったまま行方しれずになってしまう。

地震騒ぎにまぎれ女郎と金を持ち逃げした左京を、江戸の御用聞きたちとともに追う藤之助。
佐伯さんの書かれる小説ではおなじみの剣の腕があって、人好きのする純な侍です。
腕も頭も切れる左京のはなつ刺客に立ち向かい、座光寺家の秘密を守るために主殺しを命ぜられた藤之助の活躍が楽しかったです。

これから先の時代のうねりを思うと、続きが気になる作品でした。
続編『雷鳴』(講談社文庫)の感想はまたのちほど。

雷鳴

さて、サンドラ・ダラスの『キルトとお茶と殺人と』(文春文庫)ですが、これもいまいち乗り切れず、なかなか読みきれません(涙)
宮部さんの『ドリームバスター』に鞍替えしようか思案中(笑)

キルトとお茶と殺人と

カンザスの田舎町ハーヴェイヴィル。不況の波は農村にも押しよせおまけに日照りつづき、しかし主婦たちはキルトの会に集まってはお茶と噂話に日をすごす。ある日現われたのはキルトより“事件”が好きという新聞記者志望の若い女性、それから何かと騒動が起こりだす―流れ者の登場、不倫と妊娠騒ぎ、そして殺人事件まで…。

ドリームバスター

8歳のクリスマス・イブ、道子の隣家が火事で燃えた。炎の中で踊る奇怪な人影を、再び見たのは娘の真由と同じ夢の中だった。怖しい影は二人を追いかけてきた。その時助けが…。悪夢のなかで、追いかけられたことはありませんか?16歳のシェンと師匠のマエストロが、あなたとともに、あなたを救うために闘う愛と冒険の物語。


イスラエルの首相が脳出血で入院とか。
またしても中東は不穏な気配です。





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最終更新日  2007年10月02日 10時02分11秒
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