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保険の異端児・オサメさんComments
先週もいろいろ大きなニュースが駈け巡った1週間だったが、そんな中で近所に暴言を吐く80歳過ぎの迷惑おばさんが逮捕されたというニュースがあった。
ある意味、似たようなケースは以前より良く聞かされるが、何とも他人事に思えない複雑な心境を覚えた。
これまでこの類のニュースを聞かされると、加害者に対してはとんでもないなあと、そして被害者に対しては気の毒だなあと同情はするが、正直テレビの中の遠い場所の話だった。少なくとも母親の幻聴症状が現れる前までは、。。。
逮捕された後、警察の問いに対して、心当たり無いと言う本人の弁。よくぞそんなウソを!と思うべきところ、ここ数ケ月母親を見てきた私には、素直にウソをついているとも思えず、いくら警察でも現実認識がない人に現実はこうだと正したところで、白状させられないのではないか、とえ思ってしまった。というのも、幻聴を事実と信じて疑うことのない、そのあり得ない事実に真剣に心身を悩まされている人にとって、第三者がそんなモノは無い、見えないと言ったところで全く通じないからだ。母親のケースでは、逆に見えない聞こえない父親の方がおかしいのだと、周りに漏らしている。
前回の日記で、幻聴の中の加害者たる当事者と、被害者たる母親とが、現実世界において面会。元気づけの花を持ってきて頂いたことを記した。その日は不思議と幻聴は現れなかったかのように、しっかり夜眠りについたようだ。しかし、1日、2日、3日、。。。と経ち、いよいよ症状は元の状態に舞い戻り。その加害者は毎日深夜、夜を通して近隣の人を集めて集会だの、何かを唱えるだのして、母親の眠りを妨害する。そういう(実際にはあり得ない)状況を地域の役員やら、知人やらに話をする。しかし、変わらぬ現実にいよいよ心身が病んでくると、もっと吐き出すことになるのではないかと懸念する。それが今回の迷惑おばさんとつい重なってしまうのである。
現実世界の被害者にとって、心当りも何も無いことを平気で浴びせられる、それが暴言として繰り返される。母親の不安も外に発せられると、幻聴の中の被害者は現実世界での加害者となる。その関係は今回の件とさほど変わらない。
父親も何とかしようと図って、定期的に通う眼科のついでに、診療内科へと連れていこうとしたが、ダメだった。病院になんか行かない。どこも悪いところが無い、と頑なに決めた心は動かせない。診療の予約さえしていたのに、結局その掴んだチャンスを生かせず。キャンセルする羽目になったという。昼間の生活はいたって正常、しかし夜になって不安定となる。寝る時間が迫ると周りで集会が始まるからだ。
幻聴は聞いてあげながらじっくりと改善の道を探るべきと聞かされて、幻聴そのものを決して否定しないようにと心掛けてはきたが、病院にも行かない、薬も飲まない、家に相談に来てもらうことも否定する、。。。父親からもどうしようもないと。そうなってしまっては、自然治癒を目指すのではなく、幻聴の徹底的否定、それを認識させる。そうしたいのだが、。。。
とりあえずはリラクゼーションの音楽を送ろうと思っている。聞いてくれるかどうかは問題だが、。。。とりあえず、幻聴を打ち消す何かが必要だ。最近は、老人施設で何匹ものペット(犬猫)と同居するケースもあるようだが、そこでは猫や犬は癒しだ。私の方では家で使える癒し探しだ。そして手に入れたらまず試してみること。
まだまだスタートライン上、道は険しくなるのか、優しくなるのか、ともかく長くなるのは間違いない。ほんの正月会ったばかりだが、やはり待ったなしの顔見世は考えたほうがよい。
(つづく)