ようこそ、ももちやん旅の部屋へ

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秋の田舎体験ツアー(飯山・六日町)



先日、ここのhpでもご案内した、総務省主催の「秋の田舎体験ツアー」に私も同行させていただきました。

このツアーは、総務省過疎対策室が行っている事業で「過疎地と都会の体験・交流をどう実施していけばいいか」を、調査検討している委員会の資料として行ったもの。参加した人は新聞などで募集したモニター20人と、上記の調査検討委員会の有識者(学者の先生や地域開発の専門家の方まど)たちです。

一行は朝東京駅に集合し、バスにて関越自動車度から長野自動車道に入り、一路長野県・飯山市へ・・・。午後1時に到着しました。

飯山というのは、野沢温泉の隣にあります。かつて村おこしのためにスキー場(戸狩温泉スキー場)ができ、民宿も300けんくらいあるそうですが、人口は減り、スキーもすたれて、夏場の集客が急務。
そんなことから、5年前に農水省の支援などでできた施設が 「森の家」 です。現在第3セクターで運営。木村さんという支配人がいろいろ努力して、地元住民を「市民インストラクター」として、毎日毎日様々の体験プログラムを実施しているのです。市民インストラクターを束ねる、「森の家」の職員インストラクターは、都会からやってきた若者6人。
とにかくいろんなプログラムがあり、宿泊はきれいなバンガロー。料理は自炊。楽しいところです。

モニターツアー参加者は、「栗拾い&栗のいが染め」「林檎ジャム作り」「野菜収穫体験」「ソバうち体験」の4つのプログラムを行いました。それぞれインストラクターの若いお兄さんお姉さんが指導してくれます。
私はソバうち。こちらは名人の丸山さんが指導してくれました。とっても上手にできましたよ!

体験後は、みんなあつまって、焼きぐりや焼きいも、アップルジャムとチャパティ、ソバなどを試食です。

そのあと、車で戸狩温泉まで移動し、民宿『千曲』での夕食。地元の名物料理などをたらふく食べました。

食後に、参加者がなぜ参加したのか、田舎についてどう思うかなどをお話してくれました。

近くの温泉でおふろに入ったらもう10時。森の家に戻った後も、ビール片手に会話がはずみましたよ。

と言うわけで夜中まで飲んでばたんきゅー。前夜3時くらいまで仕事してたので眠いです・・・

素晴らしい景色の飯山は、映画「阿弥陀堂だより」のロケ地です。まだみていないのですが、都会で疲れた夫婦が、田舎の素晴らしい景色に癒される・・・と言うお話らしいので、早速見に言ってみようと思います!




10月17日

ロッジというのかバンガローと言うのか、ともかくとてもすてきなお部屋でぐーすか寝てましたが、朝は寒かった。
6時半起床で、7時には集合し、バスで20分ほどの「やべくら山」のブナ林を見に行った。

あいにくの雨模様、空には白い雲が垂れこめている。しかし、バスで山道をぐるぐるのぼっているうち、雲を抜けた!青空が広がり、紅葉のブナ林が美しく見えるその眼下に、「雲海」です。すばらしい、眺め。

すっかり青空のブナ林を、インストラクターの案内で散策しました。紅葉がちょうど良い感じで、気持ちいいですね。

時間はとても短かったけど、早朝の散歩、そう快!

帰ってから朝食ですが、これは自炊。ロッジにはあらゆる調理器具はそろっているし、夕べのうちに食材を運びこんでいて、トースト、ハムエッグ、サラダなどを用意して急いで朝食。ごみは全部、4つに分別。快適ロッジです。

大急ぎでの朝食の後、長野を離れ、新潟県方面に向かいます。次の目的地は、六日町。お酒で有名な「八海山」のパークホテルへ。ここもやはり、体験ツアー受け入れで熱心なところです。

八海山
八海山の紅葉


移動には2時間もかかり、昼ごろ到着。
六日町といえば、魚沼です。コシヒカリの産地です。
炊きたてのご飯で、自分でおにぎりをつくっての昼食。きのこじるもとてもおいしくて、思わず食がすすむ!

食後、84歳のきのこ狩り名人の案内で、きのこ狩りにいきました。取れるきのこは「すぎひらたけ」。杉林に生える、白っぽいきのこです。
きのこは、案内人なしには、怖くてとれませんよね!

山できのこ探しは初めてでしたが、おじいのフットワークの軽いこと軽いこと!山道をぐいぐいのぼっていきます!
そしてきのことり。小さいきのこだけど、たくさんあってたのしいです。やはり「狩り」は楽しいね。

さてさて、きのこ狩りの最中ですが、このあと地元の人と座談会があるということで、わたしのようなついで参加者はぜんぜん考えてもいなかったのに、「田舎体験座談会」というのに出席することに・・・。主催は総務省。参加者は、やはり学者先生たちなどですが、そこで発言をもとめられてしまったんですね。わたし、しゃべるのはとっても苦手なため、会議など苦手です。言いたいことは全然言えずにくだらないことしゃべっておわった。ごめんなさい~役立たずで!って感じです。

2時間もその座談会があって、終わったのは6時近く。懇親会(酒の席)もあったのですが、早く東京に帰りたいわたしは、やはり早く東京に帰りたいという、某テレビでも有名な元シンクタンク今大学助教授のSさんといっしょに新幹線に向かいました。先生、とても面白い人で、すっかり親しく話しこんでしまいました。ラーメンも食べました。
 テレビでも活躍し、専門分野のバリアフリーや年金のほかに、政治、経済、女性問題、ありとあらゆることに見識のある、すてきな女性。プライベートでは、小学生のおこさんが二人いて、働く母としての話もはずみました。ほんとうに知識も豊富で素晴らしい方でしたよ。




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