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このツアーはハネムーンで、往きのホノルル空港で、マウイ島で過ごす10名グループ、それからハワイ島で過ごす4名グループと2グループに別れ、それぞれの場所で過ごし、帰りにまた全員でワイキキで楽しく過ごしましょうという内容です。
ハワイ添乗は、添乗員にとってはご褒美のようなもの。滅多なことではアサインされません。
キャッチボール方式といって、団体旅行であっても成田で係員がご案内をして送り出し、現地では現地の専任係員が待っている、というやり方が普通です。
これが入るのは、中国で絨毯を持たされてひどい目にあったり、はたまた現地ランド手配不足の真夏のカナダで死にそうな思いをして帰ってきた後や、長期間日程のヨーロッパのあと等が多いです。
そんなヘベレケな時に、あたかも時空の隙間を縫ったかのように、サクッとさりげなく入ってくるのです。
ハワイの仕事が入ると、ツアー出発までの数日間は雲の上にいるような「私の人生もやっと報われだしたわ」なんて、なんとも甘美な日々が続いたものでした。
それは、帰国して会社に精算しに行く時まで続き、会計ルームにいる添乗員が知らない人でも、顔つきで大体どこから帰ってきた人なのかうっすらとわかります。
ヨーロッパ帰りの添乗員は、目つきも鋭く、心なしかバッグの口の所をぎゅっと押さえている感じ。
それに対して南国帰りの人(バリやら、ハワイやら)は何やらボサーッと開放的な趣です。
初めてペンギンノートに来てくれた方の為に。
このレポートはペンギンが若い頃に添乗をしていた古いレポートをもとに書かれた実話です。お店情報などは、敢えて、あまりしゃしゃり出て書かないようにはしますが、たまに書いてあったとしてもその当時のものですので、お出かけになる際にはあまり重要視されない方がご自身の為かと思われます、念のため。
当時のレポートに沿って、ただ淡々と書いてゆきます。
ハネムーンツアーというのは往々にして、色々なハプニングがつきものです。そして、ほとんどのハネムーンの方に伺ってみると、披露宴からそのまま空港に来て、そのまま出発というパターンで「ほとんど、最近ゆっくり寝てないです」という人。
お小遣いは大体いくらくらい持ってきているのか、親しくなってからお聞きすると「100万くらいかな?」などと言ったりする、日常とは大分かけ離れた場所で執り行われるツアーだというのがホントのところです。
それに付いてゆく添乗員も浮かれた彼らにお付き合いするのですから、いくらハワイが来たからといって、浮かれてばかりもいられません。
(ある日の夕方)参考までに10月です。
17時30分成田、南ウィング、受付開始です。18:15 添乗員よりの出国のご案内のあと、免税店の係の方が説明をします。
20:20 36番ゲートより定刻の20分遅れでUA830便出発。
続きます
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