文科系アウトドア派のんびり遊楽人

February 5, 2006
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テーマ: 上機嫌な私(82)
カテゴリ: 〇一言・雑記
 「ヒューガウイルス」にオレは影響を受けた。

 村上龍氏の「五分後の世界2」である。

 このことはこれまでもHPとBlogに書いてきた。


 村上龍氏が「五分後の世界」という小説を書く時に襟を正された小説が大岡昇平氏の「野火」だったことを、彼のエッセイで知った。

 「村上龍 文学的エッセイ集」は459ページもあるのに、まだ37ページを読んでいる。

 速読なオレとしては異常に遅い。

 一つ一つのエッセイが文学的キーワードを含んでいる。

 そのキーワードに触れると、かれの文章を理解するために、彼のこれまでの著書の中からオレの理解との共通点を検索し、確認する作業をすることになる。



 家にいるときは、まさに座右にあるのだが、数ページしか進まない。



 一つのエッセイに一つのBlogのネタになる言葉がある。

 これからも紹介するけど、今回も「大岡昇平について」から抜粋しよう。


「正確な文章といってもわかりにくいだろうか。決まり切った表現、などと誤解をする人もいるかも知れない。小説もエッセイも基本的には同じで、ある情報を正確に読む人に伝えるということに本当は尽きるのである。小説が、エッセイと違う点は、情報を伝える際に「物語」の力を借りるということだ。」

「だが日本人同士はお互いに答えがわかっているつもりになっている。その曖昧な理解のメカニズムが、あ・うんの呼吸の正体である。」

 どう?



 今夜、プリンタ文字の手紙に打たれた電話番号のダイヤルを押した。

 懐かしい声が受話器の向こうで返事をした。

 話の途中で相手が変わっても、話は弾む。

 長い歳月が事実としてお互いを隔てるはずなのに、お互いの名前を呼んだ瞬間にタイムマシンに乗って、あの頃に戻っていた。



 あの頃とはオレの青春時代だ。

 思い出がいっぱい詰まっている。

 よみがえった情報はすぐに頭から去っていかない。

 すっかり忘れていたのに、頭の中のデータ管理って不思議だ。

 ええっと、とにかく新しい目標ができた




 明日は映像の音入れに立ち会うTackeyでした。





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最終更新日  February 6, 2006 01:05:21 AM
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