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2004年02月06日
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切込隊長BLOG
http://kiri.jblog.org/archives/000470.html
>青色発光ダイオード(LED)を開発した研究者に対し、
>「せいぜい1千万円でいい」北城氏が東京地裁判決を批判

この↑トピックの、53番と54番と55番に書き込みました。

53 名前: ンスょに :2004年02月05日 16:43
54 名前: ンスょに :2004年02月05日 16:45
55 名前: ンスょに長文スキー :2004年02月05日 16:54


53 名前: ンスょに :2004年02月05日 16:43 
>>9 名前: ななしさん
>ただ、これで子供に夢が云々は噴飯もの。中村氏は、イチローや松井が子供達
>に金で評価されてると考えてるのかな。日本の子供が科学者にあこがれなくなっ

>らでしょう。

この指摘は、非常に重要(だと少なくとも私は考える)。
では、「イチローや松井が子供達に評価されている」のはナゼか、ということと、
「日本人の科学観が悪化してきた」のはナゼか、ということを、
分かりやすく単純な例え話として考えてみたい。(本気で書くと、難解な長文になりかねないので。)

これらの話は、ここまで豊かで、情報が溢れる現代日本社会なら、
誰でも知っていて、全て単なる当然の話だが、

例えば、「イチローや松井」という「存在」と、彼らが持っている「能力」は、
「野球」というスポーツが、歴史的/現時点で「流行」している国や地域以外では、
何か意味が有るのかい?
そういう「流行」が有った国や地域以外で育った子供は、

しないだろうね。
それは、「相撲」だろうが「アイドルタレント」だろうが「天皇」だろうが何でも同じはずだ。

逆に、「ポングリア国」の国技の「ズギャリオム」のチャンピオンで、
「ポングリア国の国内」では子供達の憧れのマトで、
その地域内では、社会的にも、子供達にも、評価されている人物が居たとして、

ほとんど何も感じないだろうね。
まあ、マスメディアを通して、「彼は有名人で、現地では凄い人として扱われています。」
という情報が入ってくると、それに簡単に感化される、流され易いタイプの人が騒ぐかも知れないがね。
昔、ンスょに(私)が、自分の日記コラムに書いた事が有るが、
http://plaza.rakuten.co.jp/taiyaki2/diaryold/20030607/
>サッカーファンにとっては「有名人」でも、
>サッカーに興味が無い人や国では「あんた誰?」ってコト。
>日本で例えれば、日本の皇族も、相撲取りの横綱も、SMAPも、結局同じ。
>日本国内のテレビや雑誌などの「マスメディア」は、
>日本の有名人やスポーツ選手や皇族が外国へ行くと、「海外(現地)でも歓迎されている」
>という「映像」や「記事」を流すが、あれって全部、「その国の中の親日家(日本に興味が有る人)」だけの話。
>実際は、天皇だろうが横綱だろうが、外国の普通の人には「あんた誰?」と思われてるだけ。
>
>『価値』なんて、そんなモンだ。固執するのはバカみたいってことヨ。
http://plaza.rakuten.co.jp/taiyaki2/diaryold/20030121/
http://plaza.rakuten.co.jp/taiyaki2/diaryold/20040202/
>日本のマスメディアが今回の松井に行ったような持ち上げプロパガンダを、
>例えば長嶋茂雄は数十年間も享受し続けてるわけで。
>むろん全て、「ヒロイック産業」によって「金銭」や「民衆の関心」を動かす為なのであって。

少し大げさに言えば、
例えば、北朝鮮では「政府」がやっていることを、
日本(などの豊かな先進国)では、
「マスメディアや広告代理店など」が行なっているだけだとも言える。

ただ単に、日本(などの豊かな先進国)では、庶民の多くが、
「とりあえず生活が豊かで、極端に大きな不満が噴出しない」状態なので、
「マスメディアや広告代理店など」が、大きな影響力を持つ媒体を使って
「情報(ミーム)」を大量にバラ撒く行為に対して、
極端に油断していて、非常に甘いので、危機感を感じている人が少ない。
としか言いようが無い。

54 名前: ンスょに :2004年02月05日 16:45 [RES]
あまりにも当然で基本的な、デカルト的/人間機械論から話を始めるが、
人類も、他の全ての地球上の生物も、
地球上の単なる原子/分子のレゴブロック無作為組み合わせ状態による、
ランダムで膨大な思考錯誤から始まって、
まず一番単純なヌクレオチドやRNAなどが組み上がり、
さらに時間軸的リソースが消費された結果、ごく単純なウイルスのようなモノが組み上がり出現し、
さらに時間軸的リソースが消費された結果、
さらに複雑で組織立った構造を持つ原始的な細菌類が組み上がり出現し、
さらに、もっと複雑で組織立った「生物」が組み上がり、出現し、
全地球的/もしくは局所的な、進化圧的な振る舞いや、
ゲーム理論(的)振る舞いが、相互/もしくは全体に作用し合った結果、
現時点の地球上の様子に至り、人類(の単体と人類集団全体)も動作し、他の生物も動作している。

何度も書いている基本的で当然の話だが、さらにもう一度繰り返して書くと、
人間も、感覚器官から入力される、外部からの光子や、気体分子の振動や、
体表面への物理的接触や、臭い物質分子の飛来や、味覚センサーへの物質の接触、
などなどのデータを、神経繊維というデータバスを通して、
脳と言う処理装置へ送り、そこで処理/蓄積/変形/忘却/記憶/出力を繰り返している。
そして、
人間1個体は、インターネットで例えればバックボーンルータであり、
ルータ同士(ルータ間)で、「ミーム」という情報をやりとりしているだけだ、
と、考えることも出来る。
祖父母/父親/母親/周囲の人間(と、ここ最近の数万年の人類なら、
人工物(文書や装置なども使える))から、
世代間オーバーラップによって、人類が過去の長い時間軸的リソースを駆使して
歴史的に積み重ねた「ミーム(文化と呼んでも、知恵と呼んでも、科学技術と呼んでも、礼儀と呼んでも何でも良い)」を、
「人類1個体/小集団/人類全体の大集団」に伝達し、現時点での社会環境を維持している。

まず、極端な「思考実験」をしてみよう。
産まれたばかりの人間の新生児を、真っ暗な部屋で、人間にも一切会わせず、
点滴で栄養を注入して、完全に感覚遮断した状態で、20歳まで成長させる。
そして、そういう状態で育てた「人間1個体」を、
男性5人、女性5人の、合計10人用意して、地球上の1ヶ所に集めて放置する。
そして、地球上から、その10人以外の人間を全て抹殺する。(毒ガスでも細菌兵器でも何でも使って。)
どうなるかね?
その状態の地球上から、2004年の現在の人類の(便利で豊かな)文明や科学技術のレベルに達するまで、
何年かかるかな?何千年掛かるかな?何万年掛かるかな?
というより、その10人は、新生児~幼児期~小児時~青年期に掛けて、
世代間オーバーラップによって、人類が過去の長い時間軸的リソースを駆使して
歴史的に積み重ねた「ミーム(文化と呼んでも、知恵と呼んでも、科学技術と呼んでも、礼儀と呼んでも何でも良い)」
を、全く、情報(データ)として入力されて居ないので、
ハッキリ言って、社会を形成することも、生き残ることすら出来ないだろう。

これは、べつに、理系方面だけの話で言っているわけじゃない。
現時点で先進国の一般人が知ることが出来る範囲の人類の過去の歴史全てや、
比較人類学や、その他の文系/理系問わず、全ての蓄積された知識(最低限、表面上軽くだけでも良いから)を必要とする。

もちろん、例えば、最近や昆虫や魚や動物などなどを観察すれば分かるように、
「原子や分子で構成された生物機械として、原初的な動作としての本能」というモノは、
とりあえずは、脳や身体に、「ハードウエアコーディングされたファームウエア」として
多少は備わっている。
が、しかし、人間(人類)が現代社会のような便利で豊かな状態で「のうのうと暮らす」為には、
極端に大量な『世代間オーバーラップによって、人類が過去の長い時間軸的リソースを駆使して
歴史的に積み重ねた「ミーム(文化と呼んでも、知恵と呼んでも、科学技術と呼んでも、礼儀と呼んでも何でも良い)」』
が「必要」だ。当然だよね。分かるよね。

これが、どれだけ恐ろしいことか分かるだろうか。
現代社会と現代の人間の生活が、どれだけあやふやで、壊れやすいモノなのか。

SF小説翻訳家の大森望さんが、映画のマトリックスの宣伝ページに寄稿したコラムで、
http://shopping.msn.co.jp/softcontent/softcontent.asp?scmId=156&scpId=517
最近の若者(の多く)は「目の前にある現実への根拠のない信頼感がすごく強」く、
「世界がどうとかいうことにあまり興味がないんじゃないか」
(ハヤカワ文庫『フィリップ・K・ディック・リポート』所収の座談会より)。』
という危惧を引用しているが、
ワタクシも、この点は、全くもって同じように感じている気がしたりしなかったりするヨ。

もちろん、若者の全員がこうだ、と言ってるんじゃ無い。
少しはミドコロの有る、というか、志の高い若者も居るがね。
しかし、その比率が問題だ。
ある集団(社会)の中で、無思考(だがプライドだけ高い)人間の比率がスレッショルド値を超えたら、
当然、その集団は集団(組織/システム)として維持(機能)できまへん。ジエンド。

55 名前: ンスょに長文スキー :2004年02月05日 16:54 [RES]
>>4 名前: くれふ
>中村センセの悪い話は色々と聞いています。
>が、マスコミとマスコミが作り上げた偽ヒーローに自身を重ねて
>優越感に浸っている、弱小の個しか持ち得ない馬鹿な国民が
>味方に付いている限り、馬鹿は調子こいてのさばれるんだなぁ、と
>意気消沈。

ところで、中村修二マンを、
自分の脳内の分類でDQN的だと規定している人が意外に多い感じだが、
それって、単なる、ルサンチマン=嫉妬 じゃないかなぁ。(少なくとも私にはそう感じられる)。

例えば、この、
コンピュータ偉人伝↓
http://www.chienowa.co.jp/frame1/ijinden/index.html
などを読んでみよう。
ハッキリ言って、ハイスキルな人(高能力者)は、
(一般的/平均的な感覚で見た場合)変人ばっかりだ。
当然の話だが、「人柄が良い。人当たりが良い」というのと、
「能力が高い」というのは、イコールでは無い。(ただし、人間関係構築能力も、スキルの「一部」では有る。)
そして、今現在、インターネットを介して この文章を読んでいる、
現代の先進国に住んでいて安全で比較的良い暮らしをしている「あなた」が、
この先進国の暮らしを教授できているのは、全て、
人類の過去の長い歴史上に出現して、画期的な仕事をして、
のちの世の中に大きな影響を残した、
過去から現在に掛けての、大勢の、「ハイスキル(高能力)マン」の功績の「おかげ」なんですヨ。
あまりにも当然の話しすぎて、普段はあまり考えない事ですがね。

近代日本の起業家に学ぶ↓
http://homepage3.nifty.com/institute/index.html
このページも、読むと面白い。

「企業経営や組織運営や経済方面の能力」と、「学問的見た場合に画期的な功績」。
その両方を同時に満たすことは、そんなに難しいことなのだろうか?
セクース(性行為)の相手として、男も女も両方イケルという、
「両刀使い」のヒトのように、もしくは、昔から言われている文武両道のように、
「経営」と「学問」の両方のスキル(能力)を、
幼少時~青年期~壮年期の全てに掛けて訓練(トレーニング)するような「ミーム」が、
人間社会(の全体)や、個人レベルや家庭レベルで普及すれば、良いような気もする。

~以降は切込BLOGページで。





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最終更新日  2004年02月12日 04時26分03秒
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