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河口湖は近場から富士を眺めるには良い地点であるが
その喧騒を畏れて外国人を案内する時以外は余り近づかないでいた
自由の身となり週日ならと思い立って訪れてみた。
新宿からの高速バスを使えば1時間40分の快適な旅だ
午前中の河口湖畔からは視界全体が正面に陽を浴びた富士の山だ
ススキも良く似合う

周遊バスパスを使って久保田一竹美術館へ、
ここは辻が花染めを復元した一竹の作品展示館だが
ギリシャ・エジプト風にも見え、ローマ風にも見え、
古代中国風にも見え、また現代のガウディー風にも見える
奇妙な建造物と庭園を持つ施設であるが、
それが極めて日本的な真っ赤に紅葉した楓の森に在る。
能も上演される野外舞台
一竹美術館周辺の紅葉
ここから小さいながら真っ赤に色づき俗っぽい「紅葉祭り」の
紅葉回廊を過ぎて秋色の湖畔遊歩道を進む。
右側は富士を望む河口湖畔、左には散りかけた秋色の山々
この遊歩道に沿って富士美術館、オルゴール館、
古賀政雄記念館などが連なり魅力的な地域である。
秋色の遊歩道-1
秋色の遊歩道ー2
午後の日差しは富士の駿河側を照らし、
甲斐の側は陰影を帯びている。

季節は移り公園の芝生広場も斜めにすかしてみると確実に色ずき
落葉した樺の木と草紅葉、午後のやわらかい陽の光が
季節の訪れを知らせてくれる。 この写真を見ると、
わが人生もこのあたりかななどとやけに感傷的になる。

芝生を横切り帰路につくためバス停に出る。
この路も紅葉街道と名付けられ葉を落とし冬姿になる直前の
華やかさを演出していた。
今日も素晴らしい一日を有難う