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昨日新日本美術協会会員の友人が定期展で入賞した との
報を受け久しぶりに上野に足を運んだ。
毎年何回かは訪れるがここはいつ行っても何らかの特別展、
定期展、常設展などあり芸術鑑賞力に乏しい我々も馴染み地だ。
コンサートホールや美術館前のイチョウも黄ばみ
芸術の秋を演出している。


展覧会を二つばかり見て、路上パフォーマンスを見ながら
公園内の東照宮に回った。 日光と久能山の東照宮は有名だが
上野のも家康、吉宗、慶喜を 祀ったものではあるが訪れる人は少ない。
本殿玄関は左甚五郎作のかなり大きな昇り竜と下り竜の彫刻で
無造作に飾られている。


それでも将軍家の廟所ともなるとさすがに寄進者も多いと見えて
参道には多くの石灯篭が並び、五重の塔も立派なものが備わっている。
さらに駅へと歩を進めると”正岡子規記念球場”という
日本で始めて野球が行われたグランドがあり
バックネット裏には下に示した記念碑が建てられている。
よく知られているように「野球」は子規の命名である。グランドに目を移すと2,3塁手はジーンズ姿の女の子
ピッチャーはストライクが入らない草野球が行われていた。
でも子規の腕前よりは上ではなかろうかなど考えて通り過ぎた。


なんとなく、納得できない気持ちで歩を進めると
地味な着物をきりりと着付けた中年のご婦人が
イチョウ葉の下で写真撮影をしていた。
最初着物写真撮影のモデルかと思わせる身のこなしである。
失礼とは思いながらズームでパチリとしてしまった。

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