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ワット・トムの2大遺跡以外の遺跡めぐりの最初は
基地の町 シェムリアップから北東40kmと遠く離れた
バンテアンスレイ、ここは”女の砦”の異名を持ち
シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げて10世紀に造営された
一辺約100mの濠で護られた赤色砂岩できた遺跡である。

なんと言っても繊細な彫り物が見事に保存されている。


ここでの呼び物はなんといっても東洋のモナリザと称される
ヒンズーの女神像である。
日本で言えば薬師寺・弥勒菩薩像 に匹敵するものだろうか。
フランスの作家で後年ドゴール内閣の 文化大臣を長く務めた
アンドレイ・マルロウはこの彫像に魅せられ、 1923年 これを盗み出し
フランスに持ち帰ろうとして逮捕されたことで有名である。
んんー、人ごみの中ではなく静寂の中で見るともっと魅せられるだろう。


濠際の一本の背の高い木、青い空、赤岩に彫られた女神像
背後にはピンクの睡蓮、いにしえを偲ぶ舞台としては満点である。


町への帰路、立ち寄ったのはスラ・スランと言う12世紀の
”王の沐浴池”. ”王の”とはいっても規模から言って
市民そろって利用したものであろう。
午前の遺跡ツアーの最後はプラサット・クラバンと言う
レンガでできたもので外部にはほとんど装飾がない
しかし室内にはヒンズー神の彫像がある10世紀の遺跡
石材のどちらかと言えば荒々しい表面に比べてやはりレンガの
滑らかな面が好ましい。そして千年以上の風雪に耐えてきた
レンガ造りの技術に感心したしだい。

Oxford運河の旅5 2020.09.20 コメント(2)
Oxford運河の旅 3 2020.09.19