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この時期運行されているシャトルバスで次の訪問寺、金剛輪寺に向かう
ここはバス停留所からでも下の写真、それはそれはモミジの大海である
この寺は名僧行基によって奈良時代(741)開山された天台宗の巨刹
現在の本堂は鎌倉時代のもので国宝指定。本尊は秘仏聖観音で奥深く
祀られ姿不見。周りには十体の重文像によって護られている
写真の黒門から延々とつづく石段の参道はもうモミジの洪水である

ここには独特の深紅に染まる「地染めのモミジ」が数多い
開僧行基が本尊を刻んでいたある日その像から赤い血が流れ
その血で染まったのがこのモミジの木だそうである、尋常な赤ではない
深紅、緋色、スカーレット、こんな言葉で伝わるであろうか
その点digital画像はありがたい、ほぼ下の色である

余りに赤い色ばかり見ていると橙(だいだい)モミジがかえって新鮮

春にはさつき、アジサイ、シャクナゲが参道を彩るそうである
喫煙所にも見事なシャクナゲをあしらった陶器の腰かけが

庭園の渡り石も苔むして落ち葉以外には踏まれることもない

rakuten の落ち葉趣味ここに極まれり、小石の重しで風に舞うことを
やめた血染めのモミジ一葉、蹴飛ばさなくて良かった

参道にはかっての塔頭跡にいたるところ千体地蔵が祀られ
それぞれ花生けにはカラフルな風車が飾られ、きれいな涎かけが
かけられている。年三回懸け換えられるそうで皆新しいがすべて信者の
寄進とか、道理でクラシックな図柄からサイケデリックな図柄まで実に
変化に富んでいる。


千体とは言ってもとても千体などと云うものではない。参道の左右に
続く地蔵には番号が付されているがそれだけでも千体近かったので
名前はそこから来たものであろう
