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2012年初詣
元旦、横浜の長男一家、磐田の次男一家と チェックイン時間に合わせて合流し、
お台場のウオーターフロントに有るホテルに投宿した。老妻が孫たちを自宅に迎え
入れる準備やマネジメントの気力・体力に欠けるためである。
正月二日の朝、期待に反してどんより空である、それでも眼下には東京タワー
レインボウブリッジを従えてお台場の島が窓外の景色を作っている。
朝食を終える頃には空も晴れてきたので部屋から都心部もはっきりしてきた。
そこでユリカモメに乗って浅草寺に初詣にゆくことにした。コンクリートの線路(道路)を
タイヤ車輪で走るので音も静か、パリ、モントリオール、札幌のメトロと同じである。
無人運転なので最前席に座った孫達は運転士気分、勿論非常時用にマニュアル運転
設備も備えられているのでレインボウブリッジを渡る孫達はまるで運転手気分である。
さっそくゲーム機を取り出して写真を取っていた。若い世代の子はすぐ携帯で写真を
取るが、もっと若い世代の子はゲーム機で写真を撮る。そして若くない世代はポケットから
コンパクトカメラを、そしてもっと若くない世代はレンズが飛び出した大型の黒いカメラを
使っている。
浅草では隅田川に平行する江戸通りに直交した浅草通りは歩行者天国になっていて
皆ここでスカイツリーとビール会社のジョッキと泡を摸したビルの写真を撮っている。
浅草寺に向けて雷門から本堂までの仲見世通りは人でぎっしり、牛歩ならぬカタツムリ
の歩みである。しかし有難いことに常に進んでいた。昨年長男が来た時には何ブロック
規制されていてとても近づけず諦めたそうである。
不景気な年は寺社が賑わうと云うが昨年は災害の年でやはり自粛ムードが続いている
みたいである。
なかなか風格のある浅草寺五重塔は冬木立の透け模様が良い姿である。
ことしの正月は街飾りが少ないがさすがに本堂周りは賑やかである。
やっとたどり着いた本堂正面お賽銭箱の手前にも白い布が敷かれてお賽銭収納所と
なっているが、大きな受け口に対して賽銭の量が少ないのが気になる。
朝の分は収納したのかとも思ったが硬貨の雨の中そんな作業は出来ないだろう。
かってローマのトレビノ泉に早朝散歩に行った時噴水を止めて箒とバケツでザクザク
そんな私の同情を外に賽銭泥棒を監視する警官は金網の中で任務についていた。
やっとの思いで外に出て隅田川河畔に出ると言問橋(在原業平の「名にし負はば
いと言問はん 都鳥・・・」に因む橋)を挟んで対岸のスカイツリーがくっきり。
この塔は五重塔をヒントにして重心棒を備えていると説明されるが、中心に見えている
のがそれだろうか。
春は花の名所墨堤、先ほどの冬枯れの桜越しの五重塔同様スカイツリーの塔も絵になる。
何れの塔も地震対策として振動する心棒構造である。
ホテルの部屋に帰ってみるとすぐ下に立っている「自由の女神」 が頑張っている。
これは数年前の”日本に於けるフランスイヤー”に際してパリの像が展示され、その後
複製が許されてパリの自由の女神像の複製を日本側で作成したものだそうだ。
自由の女神と言えば誰でもニューヨークの島にあるものを連想するだろう。
あれはアメリカの独立記念日を祝してフランスがアメリカに送ったもの。そしてそれに
感謝してパリ在住のアメリカ人がパリに送ったのがパリの女神像。日本には米空軍基地
がある青森県おいらせ村に、あの故郷創生基金で造ったものがあるそうだ。
Wikipediaで調べてみると由緒あるものや何でもないのも含めて世界中に70体近くある
そうだ、アメリカなど33体もあると云う。かってNYで内部階段を駆け上りダイヤの王冠の
窓からウオール街を望んで感動したことがなんだかばかばかしく思えてきた。
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さようなら としま園遊園地 2020.08.31 コメント(2)