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3本の松の木に縁取られた陣屋の前庭は広場になっていてここでは毎日有名な
「高山の朝市」が開けれているが訪れた午後には跡かたもなく整理されていた。
陣屋内には行政の役所、官舎の公邸、司法の白州裁き場、倉庫蔵がある。
官舎の客間や居間の周りに葵が生えていたが、京都の上賀茂・下鴨神社などでも
見かけたがここのは「どくだみ」かと見紛う程の繁殖ぶりであった。ただこの葵は
双葉で決して「三つ葉葵」ではない。徳川の三つ葉葵紋は人工デザインなので
実物の双葉では権威が落ちると思ったのか徳川ゆかりの地や全国のお城にも
この葵が茂っているのは見たことが無い。葵が将軍家の象徴ならば各大名は
こぞって植樹したと思われるが「まがい物紋」のそしりを恐れて栽培しなかったの
だろうかなどと勘繰りたくなる事実である。
裁判とは形ばかりでいったん捕まれば遠山の金さんに遭わない限り 冤罪事件が絶え
なかったことであろう。実際12代代官の大原彦四郎は圧政を敷き、農民一揆が絶えず
18年間で9千人の農民が罰せられ有能な指導者の多くが犠牲になったばかりか大原
の子の亀五郎郡代自身もも流罪に処されている。
瓦葺き屋根の末端は鬼瓦で修飾し恰好を付けるものであるが檜板葺屋根では
そうはいかないので下のような彫刻した木製の「鬼板」を飾る。
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来宮神社・楠の巨樹と大字 2019.02.07 コメント(2)