愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2018.06.04
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カテゴリ: 小さな一日旅
先週は私としては珍しい一週間でピアノリサイタル、尺八とマリンバ合奏、
琵琶と語りと言う全く異質の三つの演奏会に出かけた。
銀座松阪屋の後にGinza6と言う商業施設が一年余り前に出来ている。
そしてその地下2.3階に「観世会館」が渋谷から引っ越してきている。
その能舞台で元宝塚女優で筑前琵琶宗家の上原まりさんが平家物語を弾き語る会があった。

琵琶法師が口伝で語り継いだという平家物語、
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 
沙羅双樹の名の色 盛者必衰の理をあらわす 
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし・・・・」。

一度これを本物の琵琶・語りで聞いてみたかったのと
Ginza6ってどんなところと言う興味から出かけてみた。

70才前後の上原さんのメリハリの利いた声に驚き、
物語りはよく知られた筋なので純粋に琵琶を楽しむことが出来た。


Ginza6の1-5階は私には無名でも世間的には有名らしいブランドショップが並んでいる。
どの店も高い天井と広い空間に客の数よりもファッションに身を包んだ店員の数が目立った。


いずれにしても私たちとは別世界とてウインドウショッピングすることもなく、
公演後1-5階まで吹き抜けのアトリウムをエスカレーターで遊覧した。
中央部の2-5階に亘って赤青の小旗が張られ, 登るにしたがって
角度が変わるため景色が変わる。これは客を上階へ導くデバイスだというのだが
実効性があるのだろうか。この空間には実用性はないのだからそれも一つの考え方ではある。
出来ればこの一階床は緑の空間にして欲しかったが、
それは買い物もせずにここを訪れる輩の言い分であろう。


その代わりに屋上には立派な庭園がある。庭園への通路にも平面に緑を配し、


その天井にも蔓性植物を這わせている。どうやって水やりをするのか少々気になった。


ここの屋上はかなり広い、芝生広場は普通として木々の樹高が屋上庭園にしては
異常に高いことに気ずく。これだけの高さを維持するには土の深さは相当なものだろう、
何か特別なデバイスがある気がする。


庭の右半分は樹林帯で季節のアジサイもちゃんと咲いている。


銀座の中心にこんな森が出来たのは素晴らしい。先日訪れたミッドタウン日比谷にも
通じるものがあるが何と言ってもここは銀座である。
6-13階のオフィスで働く人にとっても好い昼休みの場となることだろう。


当然ながら内外のファッション雑誌の撮影や観光客の撮影スポットにもなっている。


庭園の窓から日比谷方面を見ると目の前に1-6階の全面が総ガラスのペンシルビルがあり、
中は衣料品で溢れている。各階窓際にはマネキンが立っているが皆ぐるぐると
回っていることが目視できる。
帰宅後調べてみるとユニクロだと分かった。それにしても通行人の目に入らない
上階までショウウインドウにした発想は何だったのだろうか。
まさかGinza6の屋上庭園に来る人のための工夫なのだろうか、
そうすると冷暖房の熱効率を考えても無謀な試みに見えてくる。


その右側には先日ブログに記したミッドタウン日比谷が正面に聳えている、
クレーンの手前は帝国ホテルだろう。



ひょっとして今は第二のバブル期なのだろうか、そうすると
いつかバブルがはじけてテナント料が下がり、庶民的は店が並ぶまで
どのくらい待てばいいのだろう。
前回のバブル崩壊ではデパートは電気屋になったが、電気屋も今は元気がない。
まさか全館スマホ店になるのだろうか。





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Last updated  2018.06.04 12:44:20
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