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カクヨム 電撃文庫 篁 石碁(たかむら いしご)アカウントリンク プロフィールも閲覧してみて下さい!
本名 飯沼孝行(昭和45年7月28日生まれ)
筆名 篁 石碁(2018年迄篁 涙)両親とも日本人
最終学歴 国立埼玉大学教育学部卒業
302-0117 茨城県守谷市野木崎1206-3
+81 90-5765-1567
+81 70-1041-6197(電話番号は保管中。保管中は利用停止ですが、他の人間にリクエストはされません)
(Googlebusiness登録)
所属事務所無し、所属組織無し(フリーランスなので、芸能事務所へ登録もしていない。吉田企画とかいうお笑い企画会社と全く関係がないので、飯沼孝行本人としては、0297の48の0059とは全く関係がない)
ヤマト運輸守谷支店 2020年7月16日付け退社(6月16日から7月15日まで有給消化後)
固定電話初期設定。設置場所へ名義人の番号ではない番号を設定してしまう方式を使って、混線状態を作り出しても、恣意的に間間違った番号を設定している方が故障回線になるだけ。
名義人の番号である本物の設置場所の固定電話は使用不可にはなっていないですが、無線子機等の電磁波が混線状態の影響を受ける事は実証されています。
この方式を使った時に、混線状態の電磁波(コードレス子機と親機の無線回線)等の影響で、精神が混濁(誰かと間違われ、別の存在のように呼ばれるような感覚)するような事があっても、決して赤い糸などでもなく、家族関係でもないのに、精神に影響が出る事は実証されているので、新興宗教絡みの馬鹿な結婚相談所に騙されないようにしましょう。
全ての誤解を解く為に 作者 篁石碁 (本名 飯沼孝行) 楽天電子書跡 無料発売中!
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清冽な朝の空気を切り裂き、1台のハイヤーが疾駆する。
後部座席に乗り、ノートパソコンを開き、『ラスト・ドラゴニア』における昨日の戦闘の様子をチェックするのは、西京証券取引所に向かう王 龍丹だ。
「順調のようだな。愛崎れん・・・・・・」
「龍の旦那。愛崎れんにご執心のようですね」
「そうだな。どうやら、彼女の株は大化けするぞ」
その頃、『ラスト・ドラゴニア』の製作会社である『エンペル・ジャパン』の巨大モニター室で、休日の午後、プレイヤー達の戦闘の様子を監視している者達がいる。
全身黒ずくめのスーツを着ているのは、監視者と呼ばれる男達だ。
鋭い眼光が画面を這い回り、威圧感をもってプレイヤー達の行動を黙視している。
腕には携帯電話機能の付いたリストウォッチを巻いている。
そこに現れたゲームプロデューサーが、監視者のリーダーに話しかける。
「どうだ。第二のブラックフライデーを引き起こす為の女流プレイヤーの動向は? 何と言ったか、その少女の名前は・・・・・・」
「ああ、マシールこと、愛崎れんの事ですね。順調です」
「株価は?」
「一万円の大台に乗りました」
「そうか。計画は順調だな。彼女に最初に『ラスト・ドラゴニア』をクリア出来る女性と持ち上げておいて、その寸前で彼女の株価を大暴落させて利益を得る」
「しかし、彼女達の会話を聞く限りでは、クリアの条件に気づいているようですよ」
「それでもだ。最後の謎を説き明かせる筈がない」
「そうですね。でも、我々が疑われませんか」
「その為に王 龍丹がいるではないか。奴一人に罪を着せればいい。その為に愛崎れんのパーティーに潜入させているあの-(ピー)-に連絡しろ!」
「はっ!」
マシール達は、そのまま魔王の謁見の間に向かう。そこに辿り着くまでの戦闘は半端じゃなかった。だが、相当レベルが上がってるレオンとモッコの前では赤子同然だった。
例の戦法でマシールの説得率は以前100%のままで177回まで伸びた。
そして、終に魔王と対決する事になった。マシールこと愛崎れんがこのゲームにダイヴ
してから5時間24分での快挙だった。
このゲーム世界での悪の根源神、魔王は謁見の間で豪奢な椅子の肘掛けに頬杖をついて、退屈そうな顔を見せ、
「ほう。そちの顔は覚えてるぞ。で、何しに来た」
と、興味なさげに言った。目は鉄仮面に覆われている。
「何しに来ただと?! 決まってる! お前を倒しに来た!」
いきなり剣を構えるレオンを抑えて、モッコが言う。
「待て! 此処はマシール殿に任せよう!」
「はい!」と、マシールは皆に答えた。更に、「お姉さんを返して!」
「姉だと? お前は姉の正体を知らんのか!」
「正体?」
「それをわからせてやる。お前は説得率100%だそうだな」
「そうです!」
「レオンだったか。お前の名前は」
今度は魔王はレオンに問いかける。
「お前は今まで何匹もの魔物を倒した?」
「数え切れない程だ」
「教えてやろう! お前はレベル55になるまでに666匹もの魔物を倒した。わかるか。お前が私を倒せなかった訳が」
「どういう事だ?!」
「お前が倒した全ての魔物の魂が全部私に合体して強大な霊力を持つに至ったのだ!」
「!」
「だから説得率100%のマシールが、一匹も魔物を殺していない、此処に来た冒険者の中で一番レベルが低い彼女が一番強いのだ! わかるな?」
「そうだったのか」
「だから、私はお前達と戦うつもりはない。マシール。わかるか。今まであなたが説得した全ての魔物の魂が、私を説得してくれたのだ。あなたが魔物を説得していた全ての会話が、私達の経典として採用された。こんなに速く今日此処に来てくれてありがとう。私は神上がりする」
「それは許さん」
その言葉を吐いたのは誰だ!
「私だ」
「えっ?! ユーリ?! その声誰なの?!」
「れん。私の声に覚えがないか?」
「お、お父さん?!」
第九話 了
Google ドキュメントで保存 20… 2023.04.16
電撃文庫 カクヨム ユーザーアカウント… 2023.02.28
10月8日 ようか 偶数日更新 ファン… 2022.10.08
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