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ハワイの風景が見える音楽〜 アロハ・オエ



皆さんが好きなハワイは、120年前迄は、実は、王国でした。
ハワイ好きなら、殆どの方が耳にしたことがあるアロハ・オエ。
この曲は、ハワイ王朝最後の君主であるリリウオカラニ女王の作品です。
この曲は、1878年に女王が目にしたマウナヴィリでの悲恋物語が原型と言われいていますが、
このアロハ・オエの楽譜自体が世に出回ったのが、ハワイ王朝崩壊後の1895年ということもあり、
この曲の背景にまつわるエピソードは未だに、様々な諸説があります。(とはいっても、また、逢える事を願っての別れの歌」であることには変わりませんが・・・。)

イオラニ宮殿を背にして、ハワイ州庁舎を見て、立っているリリウオカラニ女王の銅像の左手には、
このアロハ・オエの楽譜とハワイの創世神話・クムリポの草稿、そして発布されることのなかった新憲法を持っています。

毎年、女王の誕生日である9月2日近辺に生誕を祝う式典が開催されます。
この時期ハワイご滞在中の観光客の皆さんも是非、参加してみて下さい、1年に1度のイベントです。ちなみに、入場は無料です。

また、1893年1月17日にハワイ王朝が迎えた日、リリウオカラニ女王が、民衆に配ったと言われる「MAI POINA」(忘れないで下さい)のリボン。その当時の歴史を紹介するお芝居のウォーキングツアー「マイ・ポイナ」も、9月に開催されますので、DON'T MISS IT.

詳細は、http://www.hawaiiponoi.info/

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