読書日記@はっさん

読書日記@はっさん

PR

×

Profile

タカハシ@

タカハシ@

Freepage List

October 1, 2013
XML
カテゴリ: 読書
「日本全国津々うりゃうりゃ もっと」は旅行エッセイストの宮田珠己氏のまさに旅行記だった。私より10歳くらい年配の方だが正直文体が古い!若い人は知らないだろうが、昔流行った「ホイチョイ・プロダクション」やバブル期の雑誌というがもう、古い文体なのである。それが読んでいてヒシヒシ伝わってきてきた。肝心の旅行だが、著者は造形が変わったモノが大好きで、そういうヘンテコリンなモノを見学する旅行記だった。私もテンテコなモノが好きなので読んでいたが、表現が古く先が読めてしまうのである。似たような旅行エッセイが多い酒井順子さんと比べると全然違うのである。そら、著者が違うので書き方が違うのは当たり前だが特級酒と二流酒という感じだ。私には合わなかっただけです。ハイ。「大本営発表のマイク」は作家・近藤富枝さんの手記だった。残念ながら著者の近藤さんをまったく知らず読んだので思い入れがもうひとつわかなかったがなかなか波乱に富んだ人生だった。家業が傾き、東京の田端という田舎(当時ね)に移り住み、祖母と暮らしていたが小学生の頃から歌舞伎にハマる。自称著者は「結婚に向いていないタイプ」ということで国文学に傾倒し、当時には珍しく東京女子大学に入り寮生活を送るのである。なんと同級生には瀬戸内寂聴さん!がおられ大学や寮生活、戦争前東京の様子が描かれていた。著者は当時演劇に凝っており、学生劇団の女優活動をしており有名な舞台人と交流もあり「将来は舞台女優なりたい!」と思うも時代が許さず、戦争に突入した日本ではそんなことはままならず食うために文部省で臨時事務職員として働くも無能役人に囲まれて働くのに嫌気をさし、たまたま見たNHKの女子アナ募集試験を受け見事合格。多くの男性アナが海外に派遣されたり出征しており、アナウンサーが足らず、大量の女子アナ募集があったそうな。著者もNHKに詰めて放送業務に従事したそうな。当然、戦争にかかわるニュースや空襲警報の速報も放送したそうな。16人の女子アナが採用されたが広島支局をはじめ、各地に勤務した同期や家族が幾人も亡くなっており戦争の悲惨さを伝えていた。戦後、男性アナが帰国し女子アナは不必要になり、著者はさっさと辞め結婚しその後作家活動に入ったそうな。なんと著者は1981年NHK連続テレビ小説「本日も晴天なり」の主人公のモデルだそうな。ぜんぜん知らなかった。ここまでが書かれていた。まぁ、こんなものだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 1, 2013 12:32:13 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

いのち文化研究所 @ こんにちは。 はっさん、さん。こんにちは。「本当は危…
mkd5569 @ Re:心の傷は言ったもん勝ち・学歴・階級・軍隊(11/24) 朝のブログ更新おつかれさまです。 11月…
つき指 @ つき指の読書日記  すごい読書量ですね。老眼鏡の身ではこ…
mkd5569 @ Re:本業・防衛省の真実(07/08) 深夜のブログ更新お疲れ様です。 今週も…
やまもん1974 @ 「公務員、辞めたらどうする?」著者です。 季節はずれのコメントを失礼します。 以…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: