法律と漫画のブログ

PR

プロフィール

たかしRX

たかしRX

カレンダー

バックナンバー

2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05

カテゴリ

コメント新着

たかしRX @ Re[1]:キン肉マン2世における悪行超人の血統(06/30) 通りすがりの飯屋マンさんへ おっしゃる通…
通りすがりの飯屋マン@ Re:キン肉マン2世における悪行超人の血統(06/30) 性善説とか性悪説とか、たぶんそういうこ…
無名人@ Re:『コロコロコミック創刊伝説』5巻感想~ミニ四駆はホビーだ!(08/07) 平成に入ってブイジャンプ→Vジャンプの発…
人間辛抱 @ Re:『おれとカネやん』感想(05/23) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…
あめすい@ Re:なぜ桑原が戸愚呂兄と戦ったのか?(06/30) 戸愚呂兄弟とは金垂邸での因縁があるから …

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2019.02.26
XML
カテゴリ: 歴史
なぜか買ってしまい,しばらく積んでいたがちょっと暇になったので読んでみた。感想を書いていく。


「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書) [ 磯田道史 ]

司馬遼太郎はたぶん,日本史に与えた影響は結構大きいと思うし,「司馬遼太郎で日本史を学んだ!」と,司馬遼太郎の小説を歴史だと思い込んでいる人は相当いそうな気がする。
そんな情勢もあるだろうけど,司馬遼太郎ガイドブックを読んでみようてきな感覚で読んでみた。

目次はこんな感じ。
序章  司馬遼太郎という視点
第1章 戦国時代は何を生み出したのか
第2章 幕末という大転換点

第4章 「鬼胎の時代」の謎に迫る
終章  21世紀に生きる私たちへ

4章の「鬼胎」というのは日露戦争あたりを扱っているので,申し訳程度に戦国時代が入っているけど,実際にはほぼ幕末から明治を扱っている。
司馬遼太郎には源平合戦をテーマにした『義経』もあるし,室町時代を扱った『妖怪』もあるじゃないかと思うが,それはスルーである。著者としては,司馬遼太郎を通して幕末から明治のナショナリズムとかその辺を書きたかったのかな,と思う。
また,司馬遼太郎の小説もそんなに扱っていない。2章で幕末を扱いながら,『燃えよ剣』とかは一言だけという程度だったりする。
逆に,踏み込んだ記述をしている小説としては,戦国時代から信長・秀吉・家康を主役とした小説を何点か,幕末から大村益次郎を主役とした『花神』,明治に行って『坂の上の雲』あたりくらいかな。

僕が求めていた,司馬遼太郎の小説のガイドブック的なもの,「小説ではこうなっているけどこれは司馬遼太郎の創作で,史実ではこうだよ」,とか「司馬遼太郎はこのキャラクターのモデルとして誰々を使った」とかそういうのを期待して読む本ではなかったな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.02.26 10:34:40
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: